2011年2月21日月曜日

Moratorium.

修論も出した、レポートも終わった。提出した修論を主査の教授に紛失された上、受け取っていないとまで言われたのにはさすがに唖然としたがまあいいことにしよう。さらに、その紛失した教授から口頭試問で論文の枠を超えて私自身の根源的な部分まで痛いところをえぐられまくりましたが、悔いが残っただの残ってないだのは努力をした人間のみが口にしていい台詞だと思いますので、私はいつものように口を塞いでおきます。

学而不思則罔、思而不学則殆

仕事をやめようと決め、勉強しようと思い立った時に一番に頭に浮かんだ言葉。果たしてこの二年間でどう変わったでしょうか。暴走気味で、暴力的。積み上げたものも少なく、妄想が先走る自分はまだまだ殆いなぁ。しかし、この二年間を通じて、もうこの年まできたらそうそう人は変わらないのだという現実をまざまざと見せつけられた。「殆い」からなんだと言うのだ、その殆さと共にここまで切り抜けてきた自分を信じよう。もう他の何かになろうとするのはやめよう。どうせ数十年の命なんだし自分を貫こう。

さて、本格的にモラトリアム期間が始まった。来年度からの二年間もある意味モラトリアムかもしれんからモラトリアムのためのモラトリアム、二段構えのモラトリアムなんて聞いたことない。あと4ヶ月後には日本にいないというのはもう決まったこと。決まったことに対して不安だの、心配だのをしても仕方ない。だから、出発までの日々を悔いのないようにしよう。その先の日々を後悔の日々にしないように。

最後になりましたが、大学院時代の不安定な私を色々な形で支えてくれたみなさま。
本当にありがとうございました。