2012年9月27日木曜日

海はいい。

最近もっぱら早起きです。

iPadに「時計」アプリが公式で配信されましたね。もちろんこれまでも時間はチェックできたのですが、アプリケーションとしての時計がなかったのです。
今までなかったのがただただ不思議、というかマストなアプリなので今までは別の無料時計アプリを使って代用していたのですがやっぱりこういう単純なアプリは公式アプリの方が無駄がなくていい。


よく見てくださいね一番右上のところ。「チューク」って書いてあります。そうです、チュークが世界時計で選択できたんです。他にもコスラエやポンペイやヤップも選択できました。今まで世界時計などを合わすときはグアム(時間は一緒)を使っていたというのに。いやはやいつのまにやら。そういや、チュークでドコモの携帯電話が使えるようになったという話も聞きました。まだまだ知名度の低いミクロネシア連邦ですが、水面下では少し盛り上がってきているのかもしれません。

時計機能があったなら別にこんな世界時計なんていらないでしょって声が聞こえてきそうなんですが、ポイントはそこじゃなく、画像の一番したのタグの所にある、「世界時計」「アラーム」「ストップウォッチ」「タイマー」ってやつを見てください。この特にアラームってやつがなかったのがiPadの致命的な欠陥だったのです。ちなみに、iPhoneやiPod touchにはこれらの機能は前々から標準でついていました。しかも、このアラーム機能は自分のiPad内の音楽から好きな曲を選べば指定の時間に流してくれるという優れもの。

平日の目覚ましスケジュール

5時 ワンダフルワールド(ウルフルズ)
6時 ハイウェイ(くるり)
7時 海はいい(クロマニヨンズ)
8時 ヤッターキング2009(クロマニヨンズ)

トータス松本さんの声でまどろみ状態になり、岸田さんの声で目を覚まし、ちょろっと部屋を片付けて、朝ご飯を食べて、授業準備をしたらヒロトの声がちょうど流れてきます。この「海はいい」は実に南国の朝にぴったりの曲。
「バシンとドアをあけて ギュワンと道をすべり 海へいこう 海はいい 海はいい」
「海はサヨナラホームラン 海はたっぷりナポリタン」
この曲が流れてきたらコーヒーを片手に海を見て、ぼけーっとするのが日課です。

2012年9月26日水曜日

Be crazy!!

今日はクレイジーデイでした。

学校といえば、みんなまじめにかしこく過ごす場所です…が。
クレイジーデイの今日だけはみんなクレイジーになるのです。

高学年になるとズボンの上に下着を履いていたり、コンドームを膨らませてバルーンアートをしていたり、土砂降りの雨の中で突然バレーをやりだしたりと結構クレイジーでしたが、私の受け持っている低学年の子どもたちは可愛いものでした。

いつもなら制服で登下校が義務なのですが、今日はみんなこの通り私服で来ています。


幼稚園の子どもたち。

ちなみに私は日本から持ってきていた浴衣を着て、顔には日本の国旗のタトゥーシールを貼って投稿しました。今日一日中やたらと子どもやら他の先生から「ジャップ!ジャップ!」と呼ばれるから小馬鹿にされてるのかなと思ったら鏡を見て納得しました。片方の頬に貼っていた「JAPAN」の文字が顔をタオルで拭いたときに一部はがれて「JAP」になっていたようです。

中学年ぐらいの子どもにタトゥーシールは大人気。
バラの花やら、ドラゴンやら謎の文字のタトゥーシールを顔や腕にみんな貼りまくっていました。


タトゥーまみれの五年生の子どもたち。(写真にはいまいち写ってないです。)

幼稚園から三年生までは朝から授業をほっぽらかしてクレイジーにビデオを見ていたので私の今日の授業はなし。ほんで、本来私の担当ではない五年生の教室で日本の歌(翼をください)を教えるということになっていたのです。

歌を教えて、二年生の教室に戻ったらびっくり。
何故か担任の先生が算数(私の担当の教科)を教えていました。


しかも、机や椅子は脇に全部よけてしまって床に子どもたちは座っています。お菓子を食べてる子ども、鞄を振り回す子ども、かとおもったらものすごく真面目に授業を受けている子ども、一貫性は全くなし…さすがクレイジー。

でも、担任が教えている算数を見てちょっとうるっときたのです。担任は私のカウンターパートではないんですが、私の授業をいつも見ていてくれたので気づいたらいつもやっている教え方を覚えていてくれたようです。しかも、ふざけているだけに思えたこの教室をよく見ていると担任が引っ張りだして黒板でマンツーマンで教えている子どもは算数の苦手な子どもでした。そうです、クレイジーデイにかこつけて、ひっそりと算数の苦手な子どもに補習をしてくれていたようなのです。

「一日、クレイジーになりなさい」
なんて、なかなかいい行事だと思いますね。日本ではあまりやっている話を聞きませんが帰国して教員になったら一回やってみようかしら。うーん、難しいかなぁ。

2012年9月16日日曜日

HAPPY NEW SCHOOL YEAR。

新年度が始まりました。チューク州の新年度は8月末に始まります。

久々にこのサイトを開いて更新しようとしたら突然に天候が崩れました。

どーーーーーん。

雷の音が近いのです。直径にして4、5キロしかないこの島。島内であればどこにおちたとしても間違いなく超々至近距離への落雷です。自分の住んでいる町内に雷が落ちた事を想定してもらったらそのすさまじさが伝わるでしょうか。でも、今回は音の方角からしてすぐ隣の小さな島に落雷してるみたいです。それでも結局4、5キロぐらいしかないからあまり違いはないのですが。

停電の間をかいくぐって更新をしております。嵐を呼ぶブログとお呼びくださいませ。

新学期の大きな変化。

その1
カウンターパートが一緒に授業をやってくれるようになった。

これまでは実質のところ個人でせっせとやっていた活動だったのですが今期からカウンターパートを改めましたところ一緒に授業に入ってくれるようになりました。というか、年度初めということでいい機会だからカウンターパートがメインで授業をして私が補佐に入るという形に変更させていただきました。現地語に関してのストレスはもうございません。ただ、今まではひっそりと自分の授業を自分でやっていたため子ども以外との関わりはほとんどなかったのですが、カウンターパートと授業前に打ち合わせたり、授業後に少し反省会をしたりと子ども以外とのコミュニケーションが必要になってきたので今更ですが英語に苦戦しています。しょうもない日常会話に比べて少し専門的な話をしようとしたら英語の難しいこと難しいこと。今後はもうちょっと真面目に英語の方も勉強しますよっと。

その2
指導学年が低学年化。

去年までは2、3年生に教えていたのですが、今年は幼稚園、1年生、2年生と去年よりさらに低学年化がすすみました。今年の指導学年と去年の指導学年を比べてもらえば分かると思うのですが去年私が教えていた子どもは3、4年生になってしまっているので今年はもう授業はなし。実のところすごく寂しいんですが、これも自分が選んだ道です。彼らとは授業以外で関わっていく予定です。

その3
教科書を日本のものに変更。

この前の日本への一時帰国の際に日本の教科書を英訳したものを買ってきたので今後は日本式で算数を教えていくことになりました。アメリカの教科書は厚みが5センチぐらいあってサイズもA4大ぐらいあります。日本の大型の百科事典みたいなものをイメージしてもらえばだいたいそんな感じです。もう見た瞬間にやる気を失います。私見で文句を言わせてもらうと、説明が過剰で無駄が多いのです。個人的に算数っていう授業は説明されて学ぶものではなく、自分で答えを見つけていく科目だと思うので今回の日本式のやり方でカウンターパートと一年やってみて子どもがどうなっていくかはすごく楽しみです。

その4
引っ越しました。

諸事情ありましてホームステイ先を出ました。といっても移った先はホームステイ先から目と鼻の先でホームステイ先とは今でもものすごく仲良くしています。色々考えたけど、まあ自分で選んだ決断ですので少しの寂しさはもちろんありますがいい方向に結果を出していきたいと思います。


その他の雑記
最近チュークがすごいことになっています。というか、ものすごいのが街のスーパーに入荷されました。

MAUNA LOAのマカダミアナッツ!
(グアムとかハワイとかでよく土産になってるアレです!)
スタバのミルクコーヒー!
(なんと瓶詰め!)
ハーゲンダッツ!
(チョココーティングされた棒のやつ!)

しかも上の三つ、どれをとっても日本で買うよりリーズナブル!
といっても日常的に手にするには高価すぎるものではありますけどね。

ということで、新商品の入荷で若干リゾートっぽさの漂いだしたチューク州より最新情報でした。ドタバタしていたのから一転しまして、生活もいったん落ち着いたのでしばらくはマメに更新していこうと思いますので今度もよろしくお願いします。