今日はクレイジーデイでした。
学校といえば、みんなまじめにかしこく過ごす場所です…が。
クレイジーデイの今日だけはみんなクレイジーになるのです。
高学年になるとズボンの上に下着を履いていたり、コンドームを膨らませてバルーンアートをしていたり、土砂降りの雨の中で突然バレーをやりだしたりと結構クレイジーでしたが、私の受け持っている低学年の子どもたちは可愛いものでした。
いつもなら制服で登下校が義務なのですが、今日はみんなこの通り私服で来ています。
幼稚園の子どもたち。
ちなみに私は日本から持ってきていた浴衣を着て、顔には日本の国旗のタトゥーシールを貼って投稿しました。今日一日中やたらと子どもやら他の先生から「ジャップ!ジャップ!」と呼ばれるから小馬鹿にされてるのかなと思ったら鏡を見て納得しました。片方の頬に貼っていた「JAPAN」の文字が顔をタオルで拭いたときに一部はがれて「JAP」になっていたようです。
中学年ぐらいの子どもにタトゥーシールは大人気。
バラの花やら、ドラゴンやら謎の文字のタトゥーシールを顔や腕にみんな貼りまくっていました。
タトゥーまみれの五年生の子どもたち。(写真にはいまいち写ってないです。)
幼稚園から三年生までは朝から授業をほっぽらかしてクレイジーにビデオを見ていたので私の今日の授業はなし。ほんで、本来私の担当ではない五年生の教室で日本の歌(翼をください)を教えるということになっていたのです。
歌を教えて、二年生の教室に戻ったらびっくり。
何故か担任の先生が算数(私の担当の教科)を教えていました。
しかも、机や椅子は脇に全部よけてしまって床に子どもたちは座っています。お菓子を食べてる子ども、鞄を振り回す子ども、かとおもったらものすごく真面目に授業を受けている子ども、一貫性は全くなし…さすがクレイジー。
でも、担任が教えている算数を見てちょっとうるっときたのです。担任は私のカウンターパートではないんですが、私の授業をいつも見ていてくれたので気づいたらいつもやっている教え方を覚えていてくれたようです。しかも、ふざけているだけに思えたこの教室をよく見ていると担任が引っ張りだして黒板でマンツーマンで教えている子どもは算数の苦手な子どもでした。そうです、クレイジーデイにかこつけて、ひっそりと算数の苦手な子どもに補習をしてくれていたようなのです。
「一日、クレイジーになりなさい」
なんて、なかなかいい行事だと思いますね。日本ではあまりやっている話を聞きませんが帰国して教員になったら一回やってみようかしら。うーん、難しいかなぁ。
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