2012年5月25日金曜日

ソツギョー式。(動画付き)

チューク語でも卒業はソツギョー。
会場で「ソツギョー」という言葉が何度も飛び交うのでなんだか不思議な気分でした。

正直なところ今までチュークに来てから何度となくあった現地人主催のイベントでめっちゃ楽しいって大きな声で胸を張って言えるようなものはなかったので今回もそこまで期待してなかったんです。いつもどんな行事にしてもそこそこは楽しいんですけど、宗教色が強く入っているのでなんだか疲れるのです。ところがどっこい、今回のこの卒業式は実に楽しかった。卒業式なんてもともと楽しいものじゃないはずなんですが、チュークの卒業式は不思議なことにすばらしく楽しかったのです。

まず、部屋に施された飾り付けが楽しげ。もう見るからに楽しそうな飾り付け。


卒業生が入ってくる花道は本当に花で出来ています。そこらじゅうにある風船が楽しそうな雰囲気を倍増させています。(ちなみに風船はチューク語でもフーセン)


卒業生入場。
いつもは悪ガキなのに今日ばっかりはかしこそうな顔をして出てきました。


スピーチやらなんやらかんやらで卒業式っぽいことを色々していたんですが、なんかこっちの卒業式は日本みたいにお涙ちょうだいなことはしないみたい。

卒業式が終わったらみんなお楽しみのこの時間が始まりました。

「サアモガッ!(飯くうぞー!)」
のかけ声でテキパキと食事の準備をする先生たち。


並べた机の上にテーブルクロスをひき大きなテーブルをつくってその上にいろんな食べ物を並べていきます。今まで、この国のいろんなパーティーに出席してきましたが間違いなく今回のものは最大規模でした。どれだけ机を並べてくっつけても食べ物の量が多すぎて並べきれません。しかも一個一個の量がこれまた多い。よく見てもらったら分かると思いますが、食べ物がタッパーではなく、日本にあるものにたとえるならば衣装ケースみたいなのに入ってるんです。ものすごいでかいハコのなかにぎっしりつまった食べ物!食べ物!食べ物!


ちなみに、この一つのテーブルだけじゃなく、もう一つテーブルを用意したんですが、そっちもぎっしり食べ物に埋め尽くされました。


さらに豚の丸焼きが三頭。豚料理が三種類とかじゃなく、豚が丸々三頭です。


どうやって食べるのとつっこみたくなるような量もこの次の写真を見ていただければ納得できるかと。


今回の主役のテーブルに座っている卒業生の後ろには保護者とか親戚がぞろぞろ。写真には写っていないですが、部屋の外にもぞろぞろぞろぞろ。彼らみんなが食べるんだから尋常な量では足りません。

さらにっ!一人一人の量も半端ないのがチューク流。
卒業生の手元のお皿をごらんください。


別に彼らはふざけていっぱい取って遊んでいるわけではありません。これが極々普通のチューク人の一人の食事量です。

ちなみにこっちが私のプレート。


結構いっぱい取ったつもりが、「なんでお前はそんなちょっとしか食べないんだ!」って怒られてしまいました。それにしても、こっちに来る前まではご飯と何かが一緒のプレートにのってるだけで嫌悪感を感じるぐらい食べ物に関しては潔癖なところがあったんですが、我ながら強くなりました。今でもくっついたらいやな組み合わせはありますが、ほとんど大丈夫。人間、慣れるもんですね。

そして今回この会場を盛り上げてくれたのは彼らの存在が大きかったですね。
なぜかパーティーは彼らの生演奏付きだったんです。名前も知らないチューク人のバンド。実はチュークに来て初めてエレキギターを見ました。
 

いかに、会場が盛り上がっていたか、動画をアップしましたのでごらんください。
(昨日までの連日のビデオ作成に疲れたので今回のビデオは特に編集なしです。)



最終的に私も踊らされたのは内緒です。

おまけ
子どもの服を奪って自分が卒業生に成りきっているオバチャンをパシャリ。

2012年5月24日木曜日

仰げば尊し。(コード進行つき)

ビデオ制作完了。真面目な国紹介と、レセプションの出し物で使うふざけたやつの二本立て。正直なところ、まだ多少の手直ししたい部分はありますが最近パソコンが不安定でいつ壊れてもおかしくなさそうなので強制終了で書き出しました。

しかも偉そうに最後に監督名をいれちゃったりして。
しゃっきーん。


ちょっと使用している写真のコピーライトの関係で動画は今のところ公開はできませんが、徐々に自分でとった写真に全部入れ替えて公開できるようする予定ですので少々お待ちください。

明日は卒業式。
正直全く絡んでいない8年生なので特に思い入れもないのですが子どもたちが歌うキリスト教の曲を脳内で「仰げば尊し」に変換して無理矢理感動してきたいと思います。

ちなみに、仰げば尊しは「C」「F」「G7」の3コードだけなので超簡単。

C   F C G7    C
仰げば 尊し 我が師の 恩
C   F C  G7   C
教えの 庭にも はや幾とせ
F   C     F  G7
思えば いと疾し この年月
C   F    G7   C
今こそ 別れめ いざさらば

全世界のウクレレ三線隊のみなさん、是非練習しましょう。
そして子どもに教えませんか?

自分が帰国するときに、「仰げば尊し」を歌われたら…。
想像するだけで泣けますね。(自己満)

2012年5月23日水曜日

カウントダウン。

国紹介のビデオ作成が予定以上に難航しています。締め切りがせまればせまるほど、切羽詰まれば詰まるほど何故か不思議ですが充実した気分になりますね。

こんな気分は久しぶりです。
思うにこの国で生活している限り、時間に追われるなんてことはまずないんです。
期限なんてものはあってないようなものだし、仕事終わる時間は早いし。

結局時間をもてあますんですね。時間をもてあますから、結局なんにつけてもだらだらだらだら。時間は充分にあるのに誰も期限なんて気にしない。まあ期日が遅れたところで無限に近い時間があるので大した問題にもならないんです。不思議なことに時間が全然ない、余裕のない時の方が意外と締め切りの中で行動できるんです。

そんなことを考えてると人間の一生なんてせいぜい百年足らずっていうのは案外いいのかもしれませんね。もし、千年とか私たちが悠久の時の中を生きられたとしたら、体感として一日は240時間、一年は3650日でしょ。小学校入学してから卒業するまで60年です。なんて言われたら発狂してしまいそうですよ。私の頭が処理できるのなんて所詮ちょっと先の未来までぐらいなんです。区切られていないオープンな時間の中では色々と考えることも出来なくなってしまいます。

ということで、ブログに帰国までのカウントダウンをつけてみました。
前からつけようかなーと思ってはいたのですが、なんだかすんごく早く帰国したい現実逃避隊員(あながち嘘でもないが…)みたいなので辞めていたのです。でも、今回張ることに決めたのは早く帰りたいからではなく、あくまで終わりの日を明確にすることで残りの日々を充実させるために張るのです。

下に張っているのは本日時点のキャプチャ画像。
本物のカウントダウンパーツはブログ右下に張っています。


気づいたら残り400日切ってたのね。だらだらと時間は過ぎていくのに数字にするとやっぱり時間が経つのって早いです。

そして、ビデオの方の締め切りは残り二週間。
でも、もっと言うと明後日には完成させたいところ。

今日、途中経過を先輩隊員に見せたら、「全然、きみらしくない仕上がりやな…」と言われました。そうです、今回は真面目な研修のオープニングで使うビデオなので遊び要素ゼロ。いつもは何かしらふざけてごまかす私にとって真面目に何かをするというのは一番苦手な分野ですが、ここは正念場。このビデオ、いったん作ったら帰国後とかにも何かと使えそうな感じがするので、ここはびびっと頑張ります。

では、眠気覚ましのブログ更新終わり。作業に再び取りかかります。
現在チューク時間23時55分。もうすぐ帰国まで392日になってしまいます。