2016年5月23日月曜日

絶対にオススメしない。青年海外協力隊の参加をやめといた方がいい3つの理由

グローバル人材がもてはやされる時代ですが、海外経験をするために青年海外協力隊ってぶっちゃけどうなの?
留学、ワーホリ、外資系企業・・・
今の時代、海外に出るって言ってもいろんな選択肢があるでしょ。

そんな疑問にここではお答えしたいと思います。




青年海外協力隊に参加した先輩として、結論からハッキリと言います。

青年海外協力隊に参加してはいけません。
やめといた方がいい。絶対に。





そもそも、青年海外協力隊って?

独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施している海外ボランティア事業で2015年に50周年を迎えました。
半世紀もの間続く、歴史ある事業です。
そんだけ歴史があるんだから立派な事業なんじゃないの?って思いますよね。

でも、ここだけの話、やめといたほうがいいですよ。
それでは、青年海外協力隊に参加してはいけない理由についてここから具体的に書いていきたいと思います。




やめといた方がいい理由 その1
「頼られるようになる」


開発途上国(発展途上国)での2年間の活動は決して楽なものではありません。たとえば人材・情報・予算といった様々なものが不足しています。また、もちろんのことですが文化や常識も違います。言葉だって全く違う。そんな困難や逆境の中で生活し、活動をする中で嫌でも「課題解決力、企画力、精神力、マネージメント力」がついてしまいます。

あとは分かりますよね?
日本に帰ってくるとやたらと様々な場面で頼られるようになってしまいます。

任国での活動と比べたら人材も情報も予算も潤沢な日本であなたが活躍するのは簡単です。あなたの問題解決の力を目の当たりにした周囲はきっと何か困ったことがあるとあなたを頼りにするでしょう。
頼りにされるのなんてごめんですよね。
うん。協力隊に行くのはやっぱりやめといた方がいいです。


やめといた方がいい理由 その2
「プライベートまで忙しくなる」


青年海外協力隊として身に着く力というと「語学」が真っ先に思いつくでしょう。でも、それは氷山の一角にすぎません。
語学力はもちろんですが、異なる文化や常識の中でやり取りをすることで、語学力よりももっと広い意味での「コミュニケーション能力」が身に付きます。高いコミュニケーション能力はあなたに多くの友達をもたらすでしょう。
また、青年海外協力隊は派遣前に2カ月の訓練期間があり、そこで多くの仲間たちと衣食住を共にします。志を共にする仲間たちが仲良くならないわけがなく、気付いたら気の置けない友達がたくさんできることでしょう。しかも、めんどくさいことにそのアツい交友関係は一生続きます。
最後に忘れてはいけないのは、任国の人との関係です。国によってはホームステイであったり、そうでなかったとしてもほとんどの開発途上国は日本よりも人間同士の距離感が近いです。心から笑ったり、全身で踊ったり、本気で喧嘩したりといった慎み深い日本ではめったにできない経験の中で培われる任国の人との間に芽生えるものはもう家族愛に似ています。帰国した後もなんだかんだで再度任地を訪れたり、フェイスブックなどのソーシャルメディアを通じてメッセージのやり取りしたりといった関係が続くでしょう。

想像してみてください、日本中はもちろん世界をまたいでまで遠慮なく家に泊めてくれるような友達がいる状況を。まるでうんざりですよね。とにかく、参加するだけで高いコミュ力が身に付き、プライベートが充実してしまう青年海外協力隊はやっぱりやめといた方がいいでしょう。


やめといた方がいい理由 その3
「世界を見る目が変わる」


私がやめといたほうがいいと思う最大の理由はこれです。参加する前後で全く違う世界を生きることになります。開発途上国での生活を終えて日本に帰るとほとんどの人が無条件に信じていることに対して疑問を持てるようになります。そして、些細なことでも幸せを感じられるようになります。
水が出ることもあたりまえじゃないし、電気があることもあたりまえじゃない。もちろん、この瞬間に自分が生きているということも奇跡だと気づくようになります。
先進国で生活をするほとんどの人が「大切なこと」に気付かずに生きていることに気付きます。でも、そんなこと気付かないで生きている(生かされている)方がいいですよね。本当のものがなかなか見えないこの現実世界は「トゥルーマンショー」という映画のようなものです。気付かないふりをして、今日も鏡に向かってあいさつをしましょう。その方がきっと幸せです。

やっぱり、大事なことに気づかされてしまう、青年海外協力隊はやめといた方がいい。



どうでしょうか?
やっぱりあなたの価値観を大きく変えてしまう青年海外協力隊はやめといた方がいいですよね。

もっとやめといた方がいい理由が聞きたい人はいつでもご相談ください。

復興ってなんだろう。

更新の間があいてしまって残念ながら詳細は忘れてしまった。
一つ言えることは台風から半年ほどしか経っていないのにチュークは「復興」していた。

私の勤務先だった小学校の屋根は吹き飛んでいたし、



お気に入りの海辺のカフェ(?)も残骸になっていたし、



行きつけだったホテルのレストランも閉まっていたけれど。



ベースのインフラが災害の前から壊滅的だったので、彼らの復興は早い。
むしろ、私が生活していた時はものすごく不安定だった電気がなぜか24時間途切れることなくついていたことにただただ驚いた。

もちろん、山肌にも多くの傷跡が残っていたし、たくさんの問題はあるのだろう。
でも、元々がゆるーい社会基盤の上に生活していた彼らはこういう時に強い。
なんの問題もなかったかのようにいつものように笑っていた。


以下は、記録用に残しておく。
日本の高校生からの贈り物を渡した時の学校の先生たちの反応。

日本の高校生からのメッセージと歌の動画を熱心に観る校長先生と同僚。


校長先生と私。


歌をもらったから、と歌ってくれた子ども達。


元気を届けに行ったつもりが、気付いたら元気をたくさんもらって帰ることになってしまった。日本で生活をすると忘れてしまう、ものすごく大切なものがここにはたくさんあるように思う。

最後の一枚はやはりこれにしよう。
ホームステイ先の家族と。


確かに、ここに私はいたんだな。

2015年9月23日水曜日

ジープ島ふたたび。

久々に更新するとなかなか指が滑らない。なかなか文章を書くのも骨が折れる。
ちなみに、タイトルを書きながら「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」という私の一番好きだった児童書を思い出しました。という、どうでもインフォーメーションです。

ジープ島は知る人ぞ知るチュークが誇る世界最小(?)のリゾートです。TBSの世界絶景百選でなんと1位に選ばれたこともある場所で、チュークの空港で目にする日本人観光客はほとんどがこのジープ島が目的といっても過言ではありません。
これについても詳細については過去の投稿(JEEP島なう。)をご参照ください。

久々のジープ島。まずびっくりしたのは島の周りのサンゴが根こそぎ無くなっていたこと。台風でごっそりやられたそうです。そしてやられたサンゴがそのままビーチに打ち上げられていたので痛いこと痛いこと。サンゴの上を歩くときの痛みは体重に比例します。つまり、常人の倍は痛いのです。

私の足の痛さはあなたたちの倍です。

サンゴについてはオーナーの吉田さん曰く、一年もかからずに復活するとのことです。相変わらず魚もいっぱいいたし、サンゴについてもこれから生まれてくるところを見れるので近々ジープ島への渡航を検討されていた人も楽しめるはずですのでご心配なく。

また、犬が3匹になっていました。
ビキニ(新)、ジープ(新)、ジープ(旧)の3匹。

中でも、ジープ(新)の泳力は特筆すべきものがありました。10分でも20分でも荒波の中でも泳ぎ続けるジープ。ぜひ、ジープに行ったときにはジープ(新)との遊泳をお楽しみください。

迷っていたけれど、行ってよかったと思ったのは、島のお世話をしているチューク人のおばちゃん(リペルさん)が喜んでくれたこと。

「(チュークに住んでいた)みんなにまた遊びにくるように伝えてくれ!」
とのことです、チューク隊のみなさん。リペルさんは首を長くして待っていますよ。

ハンモックと夕日と僕の足

ちなみに、ジープ島といえばですね。
初めてジープ島に行ったとき、つまりかれこれ4年前に携帯を水没させた苦い記憶があるんです。日本から持って行ってwifi端末として重宝していたiPhone4をポケットに入れたまま船から降りちゃったんです。

ジープ島は船を降りてから島につくまで少しだけ海の中を歩きます。
ぽちゃん。船を降りた瞬間に気づきました。

打ち寄せる波の音に、慌ててiPhone取り出し
島についた、僕は一人
マジで凹んで、落ち込んだー♪
(ゆずのセンチメンタルに合わせて歌ってください)

その後、爆発するんじゃないかというぐらい発熱をした私の愛機は焦げ臭いを漂わせ、お亡くなりになったのでした。

それ以降、何度もジープ島に行ったけど、深く反省をしていた私はなんとか同じ過ちを繰り返さず任期を全うしたというのに。というのに …。

喉元過ぎればなんとやらとはよく言ったもので、今回ジープ島から帰りの船に乗るときにポケットにiPhone6Plusを突っ込んだままだったのです。

「コウタイ!ポケットに携帯!落ちるぞ!」
ローカルスタッフに指摘され、慌てて救出するもすでにしっとり。とりあえず電源を切り、本島についてから電源を入れたら大丈夫そうだったけど、ネットを繋ごうとしたら繋がらず。ピンポイントでwifi機能だけ死んでいた。

チュークでwifiが使えないということはもはやただの通信機能のないiPod touchである。

ジープから帰ってきた日はホテルを取っていたので、電源を切りホテルの冷蔵庫(ほぼ冷凍庫)につっこみ一晩寝かせ、二日間天日干しをしたらなぜか3日目には直った。

なぜかはわからない。けど直った。

【教訓】
海に入るときは、ポケットにiPhoneを入れたままにしてはいけない。
しかし、万が一入れたまま水没させてしまって一部機能が壊れた場合は冷蔵庫に入れて、天日干しをしたら稀に直ることもある。(保証なし)

ホテルからの夕日

ホテルの受付のおねーちゃん。懐かしい!

次は、ようやく本島編。今日はもう更新せんかな。