2013年1月30日水曜日

私の成長。(チュークの運動会)

カソリックスクールウィークということで月曜日にマスをした後に街の広場にて運動会が開催されました。チュークで行われる行事は結構だらだらと進行するのでいつも5分もせずに飽きてしまうのですが、今回はめずらしく飽きることもなく最後まで見ていました。


相変わらずいまいちルールやらなんやらは分からないし、開会式も閉会式もなく、スタートの時間も決まっていない謎の行事ですが、子どもは楽しそう。なんでもかっちりとやりたがる日本人からするとなんでこのゆるさでイベントが成立しているのか訳が分からないのですが、いつも曲がりなりにも成立する(?)からびっくりさせられます。

南国のここ、チュークでは時間が閉じていないんですね。

日本だと、9時に開会式して2時に閉会式って決めたらそれに沿ってやらないといけないじゃないですか。学校の終わる時間に合わせてその後の予定が組まれていたりなんかしてね。

「うちの子の塾があるのにどうしてくれるの!」
「今日はピアノの稽古なのに!」

なんてね。

ここでは、みんなが集まったらスタート。そしてやる事がなくなったら終了。
誰もが自由な時間を持っているので、別に遅くなっても特に問題はないのです。
仮に、予定があったりしたら子どもは帰ってしまっても構わないし、その子が抜けたら別の子がその穴を埋めてしまうのでなんの問題も起こらない。そもそも出場選手なんてのも日本のそれに比べたらあってないようなものだし。

運動会の翌日に起きたら11時で大慌てで飛び起きたのですが、ふと去年を思い出して「もしかして金曜日まで授業ないんかな?」ってカウンターパートに電話で聞いたら「ないよ。」とのこと。学校から休みを言われる前に勝手に身体が休みモードに入っていましたよっと。

ということで、今週はもう授業はなし。去年はこの突然の休みに手持ち無沙汰感が半端なかったんだけどなぁ。今年は特に何とも感じません。これを成長と呼ぶのでしょうか。(いや、きっと呼ばない)

2013年1月26日土曜日

出席停止。

幼稚園の教室に行くと、嬉しそうに子どもがシールを見せてくれたのです。

どれどれ…


ちょっと画質が悪くて読めないかもしれませんが、「しゅっせきていし」「きびき」と書いてあります。横の席の子どもは「ごほうび」と書いてあるシールを持っているのにこの子は何故か嬉しそうに「しゅっせきていし」のシールを握りしめているのです。

出席停止の意味を教えてあげたら先生は上機嫌に笑っていました。

「明日はお前らみんな学校にくんなよ!」

なんてことを生徒に言い出す始末。
といっても、翌朝には全員顔を揃えていましたけどね。
もちろん遅刻してくるのはいつも通りです。

このシールはどうやら校長がどこかで見つけて買ってきたそうですが、なんだか日本との距離の近さを実感するエピソードですね。

2013年1月8日火曜日

教員採用試験について。(へきちの本音)

日本のみなさん、そして世界に飛び散っている皆さん。さすがに正月モードから切り替わって仕事モードでしょうか。びっくりするような早さでクリスマスブレイクを迎えた私の職場ですが、実はまだ仕事が始まっていません。早寝遅起。いつも通りの南国です。

1月7日から仕事だよねー。って思いながら学校の予定表を広げたら、1月10日が教員の始業準備日(授業はなし)、1月11日はPTAのミーティング(授業はなし)と書いてありました。さらに土日を挟みまして1月14日には首都に総会の為にあがるので、実質授業をスタートするのは1月21日の月曜日からになりそうです。さらには、1月28日から一週間はカソリックスクールウィークとやらでたぶんまた授業がなさそう。はたまた2月7,8日は運動会(授業はなし)とな。3月にはイースターブレイクがあるし、これは帰国までに何時間授業あるのかなんてことを数えると病みそうなのでやめておきます。

これは日本に帰ってから日本社会に適応するのに相当リハビリが必要になりそうです。

ところで、今年の夏に採用試験を受けようかなと思っていて、今のところ有力候補が福岡市&横浜市の併願。

福岡市なんですが、志願書の配布から提出の流れちょっと辛くないかな。

ちなみに去年の場合
配布開始5月29日
提出期限6月15日

提出は郵送のみ受付、消印可

29日当日に日本から送ってもらったとしても、調子よくて翌月12日ぐらいに受け取ってそっから書いて15日にポストオフィス?でも海外からの場合も当日消印で有効なんでしょうか。というか、これ国内やったとしても結構辛い日程ですよね。

比較対象として、横浜市の場合(これも去年のものですが)

受験申込
4月5日〜5月25日
インターネット申込可

申込期間に十分な余裕がある上に、インターネットでの申込ができるのはかなりありがたい。

福岡市は協力隊に参加していたら一次試験の教職教養試験が論作文に、横浜市は一次試験の教職教養、一般教養、専門教養試験を指導案作成にするという優遇処置はあるそうですが試験の優遇よりも福岡市さんは受験志願書の配布時期を早めていただけた方がよっぽど現役隊員としては助かりますね。多分似たような状況にある人は少なくないと思うんですけども。まあ要相談ということなのでしょうか。とりあえず問い合わせてみようとは思います。

ああ、この歳になって一般教養の勉強やら小学校全科の勉強やらけっこう辛いものがあります。若い時に勢いだけで受けておくべきだったといまさら後悔。しかし、昨年度の採用試験の結果を見ていたら結構みなさん志願しているのね。都心部を選んでも3〜4倍かよ。もうせめて3倍は切ってると予想して調べたのにしょんぼりですよ。
みなさん、今の時代、教師なんて風当たりも強いし休みも世間のイメージほどとれないし、しんどいだけだからなるもんじゃないですよー。さあ、他の仕事を探してくださいな。

さて、さわやかな海風を感じながら一般教養の勉強でもします。
へきちは今日もいい天気です。

2013年1月4日金曜日

謹賀新年。

ざっくりまとめます今年の年末年始。

大学時代の友達二人と彼女が来チュー。
クリスマスはジープ島へ。

クリスマスのジープ島はひと味違うらしいと聞いていた通り、島には珊瑚で作ったクリスマスツリーが用意されていました。真っ暗闇に光るクリスマスツリーはなんとも幻想的でした。


大量に買い込んだお酒もすっからかんになるまで飲んで、ご機嫌になった一同はウクレレの音に合わせてクリスマスソングを歌います。〝きよしこの夜〟を清くもなんともない声でがなりたてるチューク隊。日本からジープにお越しのみなさん、騒がしくてすいませんでした。サイレントナイトがサイレンナイトになってしまったのは私たちのせいです。

もちろんジープでは海も堪能してもらいましたよっと。
初日のダイビングでは前回のジープと同様に、というか一層凄みを増したイワシの群れに出会い、

石垣で遭遇して以来すっかりとファンになってしまったコクテンフグちゃんとの再会も果たし、

ブランクがかなりあったにも関わらずご機嫌でダイブをしていただけたようでなにより。

 翌日のシュノーケルでも、ギンガメちゃんの小さな群れがいたから追いかけていたら、

後ろからツムブリ(?)ちゃんのもっと大きな群れに実は自分が追いかけられていたというなかなかのスペシャルっぷり。

ピサール島にも行ってしゃこ貝採りも出来たし、ヤシガニもマングローブガニも宝島名物ココナッツラーメンも食べれたし、友達の一人が体調不良で潜れなくなるものの世界一との噂の沈船ポイント〝富士川丸〟にもなんとか案内できたし、私以外のチューク隊やホームステイ先、カウンターパートの家族との交流も果たせたのでなかなかの充実したチューク滞在になったのではないでしょうか。

チュークの年末年始は危険だ危険だと現地人がいつも言うので、去年に引き続き今年も国外へ脱出することに。

今年はすぐ横の島のグアムへ。
あんまりグアムらしくはないけれど、コンビニでなぜか〝$5〟もするカップ麺のそばを買って年越しの準備をし、

カウントダウンはホテルで紅白を見ながらしていたら、外から大きな音が。

どーん。
2013年、明けましておめでとうございます。
グアムの新年は眠くて眠くてまどろみ状態のまま気づけば朝になっていました。

そういえば、グアム滞在中に駒ヶ根の語学訓練の時のクラスメイトが作ってくれたミサンガがちぎれたのです。もらった時にかけていた願いは〝無事に帰国できますように〟

南国ライフも残り半年を切りました。
ミサンガの願掛けを実現すべく、無事に帰国することを第一目標に今年一年もご機嫌で過ごしたいと思います。

2012年、多くの人の理解と協力と支えで乗り切ったように思います。
ありがとうございました。
2013年は夏頃にみなさん日本でお会いしましょう。

では、お年玉代わりに久しぶりに動画のアップロードにチャレンジしてみたのでどうぞ。
チュークのお正月です。


グアムから帰国して宝島レストラン&ホテル前で発見した子どもたちの打楽器(?)のみによる演奏。こんな感じでチュークでは年末年始にかけてそこら中でめいっぱいの音を鳴らして〝HAPPY NEW YEAR〟と叫んでいる子どもやら大人の姿をたくさん見ることができます。へきち仕様でアップロードしたのでたぶんナローバンドの方も問題なく見れるかと思います。