2012年1月24日火曜日

普段の活動。

かわいいかわいい二年生の子どもたち。

答えが分かったらすぐに言っちゃうのを抑えるのにどうしたらいいんでしょ…。
答えじゃなくて、どうやって答えを見つけるかを説明したくても、だれか一人が答えをゆっちゃうと後の子どもたちも答えの数字を叫ぶだけになっちゃうのです…。

しょぼん。

勉強は結果じゃなくてその過程が大事やとは思うんやけど。
でも、答えを言えることが嬉しくてしかたないんだろうなぁ。なんて、満面の笑みの子どもを見ていると思うのです。

ほんで、ちょっともうどうしようもないからやり方をかえてみました。
数字をぎゃーぎゃーゆうてる子どもの中で説明はできませんからね。

もう答えすぐいっちゃっていいよ作戦。
授業は答え出した後にします。

7+6=

13!
13!
13!

もう、一人が言い出すとみんな止まりません。
やかましいからせっせと黒板に答えを書いちゃいます。

7+6=13

「○○ちゃんはかしこいなぁ!」
なんて言うと、もう言われた子どもは大興奮。

「どうやって答えを見つけたのかな?」

って聞いたら

|||||||
   +    = 13
||||||

って教えてくれました。

正解!!!!
「じゃあ絵を描かずにできるかなぁ…。」

って言うと、指をつかってせっせと10まで数えてそれ以上指がないので混乱する子ども。

「10までは数えられるねぇ…、じゃあとりあえず10を作ってみようか。」
「7にいくつ足したら10かな?」

3!

「6は3にいくつ足したらなりますか?」

3!

じゃあ、7に3を足して10,あと残りは?

3!

10と3足したらいくつ?

13!
13!
13!

「ええやん!君らは天才や!」

わぁぁぁぁぁい!!ひゃっほぉぉぉ!

どうやらチューク人の異常なテンションの高さと、ノリのよさは低学年の頃から既に育っているようですね。もしかしたら生まれ持ったものなのかもしれません。


って、こんなのが私の日常です。
日々、低学年指導の難しさを感じております。

昨日ちょっと引用するために昔の記事を見返していたら自分の書いているチューク語がちょいちょい間違っていて恥ずかしかったです。
でも、仮に私のチューク語が間違っていても間違っていると分かる日本人が多分全世界で3人ぐらいしかいないのがチューク語学習者の強みですね。

3 件のコメント:

  1. めっちゃ良い授業になっとるやん( ´ ▽ ` )b

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  2. ステキだぜ先生(*´д`*)

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  3. >ユウキ
    そんなほめられるような授業でもないが…。

    >うんこーへー
    日本にかえりたいぜ、先生。

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