朝、カウンターパートと一緒に学校に向かっていると途中で近所のオッサンに呼び止められました。
「ココナッツを飲んでいきなさい!」
そんなことしてたら仕事に遅れるなーと思ってたらカウンターパートが「学校の方はかまわないから、飲んでから学校おいでー、私はこの車に乗って先に行ってるわ。」と、知り合いの車が通りかかったのでさっさと車に乗って行ってしまいました。
採りたてのココナッツは実に美味しいのです。
機嫌良く一個のココナッツを飲みきって、学校に行こうとしたら、オッサンがまた呼び止めてくるのです。
「もう一個持っていきなさい!皮を剥いてやるから。」
ココナッツは普通はでっかい皮に覆われていますが、その皮を剥いたら中にコアになる部分(その中にココナッツジュースが入っている)があって、だいぶ持ち運びがしやすいサイズになるんです。
って、小さすぎやしないかい?
(iPod touchと比較してもほぼ同じサイズ。)
「自転車で運ぶのにはちょうどいいサイズだよ」
なんて適当なことをいいながらもらっていきましたが、それにしても小さい…。通常のサイズの半分以下です。
学校に持っていくと、幼稚部の先生が
This is a story behind coconuts.......
なんて感じでココナッツにまつわる話をしてくれました。
ココナッツを剥いたらでてくる中身をよーくみてみてください。何か見えませんか?
そうです、上から目、目、鼻、口。
ココナッツの顔だそうです。
そして、この口にあたる場所が最も柔らかい部分で、ここをほじくって穴を開けて飲む訳です。
「口と口をくっつけて飲む訳やから、毎回ココナッツを飲む度に僕らはキスをしないといけない訳だね。」
なんて返すと、オバハンの先生たちは大爆笑をしていました。
ということで、オバハンどもがキスしろキスしろとうるさいので、遠慮なくぶちゅっとココナッツにキスをして飲んだ訳ですがさすがに小さすぎてほとんどジュースが入っていませんでした。容量にしてヤクルト一本分ぐらいでしょうか。普通のココナッツだとペットボトル一本分ぐらいは入っているので少ししょんぼり。
もし、みなさんが南国にいって剥いてあるココナッツに出会ったらココナッツの顔を探してみてくださいね。そして、ぶちゅっとやっちゃってください。
きっと、そのキスはほんのり甘い味がするでしょう。
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