ネガティブな方向に大きな動きがありました。
カウンターパートがハワイに行ってしまうそうです。
ちなみにカウンターパートというのは国際協力に携わっている人以外には馴染みのない言葉なので補足しておきます。
カウンターパート:対応相手
国際協力において、受け入れ口になる機関や人のことです。まあ現地で活動する上でのパートナーみたいなもんやと思ってもらうといいとおもいます。
学校隊員の場合、自分が持っているクラスの担任のことをカウンターパートと呼ばれちゃったりするので誰をカウンターパートと呼べばいいのかというのは非常に難しいんですが、私の学校の場合、担任は文字通りただの担任で残念なことに私の活動にそんなに興味を持ってくれているわけでもなくカウンターパートと呼ぶべきではないでしょう。
一緒に活動して、一緒に何かを作り上げ、ほんで私が帰国した後にもそれを何かしらの形で引き継いでいってくれる人こそがカウンターパートであるべきと思うのです。その意味ではまだ具体的に大きな活動を一緒にした訳ではないですが、今回ハワイに行ってしまう彼はカウンターパートと唯一呼べるようになるはずの人でした。
三月中に話をつめて、四月の頭にはチューク州初の研究授業をうちの学校で開催しようと言っていたんですが、彼は先週まるまる一週間学校に来ていなかったんです。週末に教会でたまたま会ったので話をすると奥さんの病気が重くハワイに移送されてしまうからそれに着いて行かないといけないとのこと。
ちなみに、今年度はモデルとして研究授業をするだけになるけど、来年度からは完全に彼とタッグを組んで、低学年の全クラスをペアで一緒に受け持とうという案件を学校側にも既に通していたんです。夏休みには彼と一緒にカリキュラムとシラバスを作って、テキストを作ったらどうやって指導していくかの計画を練ろうねと話していた矢先だったんです。
彼も〝そうしよう〟と言ってくれていたし、学校も〝協力する〟と言ってくれていたことだったんですが。全て水泡に帰しました。
正直ちょっと参っているというのが率直な感想です。
同じ志を持った人と離れてしまうのはつらいものやねぇ。きっとそのカウンターパートの方もつらいはず。
返信削除思い描いていた事はできなくても、残された人(こうだいひとり?)でできることを頑張るしかないんだろうね。ファイツ!
>kentalow@zenza
削除まあきっと相手としてはそんなにシリアスに考えてないと思いますよ。南国ゆえ別に予定してたことが一つつぶれたとしても、そんなに大きな問題ではないというのが一般的な考え方ですね。
あんまり肩の力いれて頑張ろうとするといろいろつぶれちゃうので適度に手をぬいて今後もやっていきます。