たぽたぽたぽ。
今日は幼稚部の子どもたちがおなかを触ってきました。
たまたま朝ご飯もくっておらず、昼飯前の私はお腹がぺこぺこ。
さわさわさわ。
キャッキャッキャっとかわいらしい声をあげて人のお腹をいじくりまわす園児たち。
たぽたぽたぽ。
さわさわさわ。
「先生は今、おなかいーーっぱいだねっ!」
「うん、お腹いっぱーいっ!何たべたの?」
たぽたぽたぽ。
さわさわさわ。
ぞろぞろ集まってくる園児たち。気づいたら完全に囲まれていました。
おなかに手を当ててくる子ども、顔をうずめてくる子ども…。
朝から何にも食べてないのに…ひどいっ!ひどいぞっ!
ということで報復をしてやりました。
すっごい怖い口調で…
「先生はね…幼稚園の子どもをいーーーっぱい食べたのっ!」
といいながら子どもたちに襲いかかると。
ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああ!
うぎょおおぉぉぉぉおおぉぉ!
すごい大声を上げてさっきまで幸せそうな顔でお腹に顔を埋めてた子どもたちが逃げ出しました。まさにクモの子を散らすように。
お腹はぺこぺこなのに、お腹はぽっこし。
子どもの発言は時に残酷であります。
学校帰りに真っ赤に咲く花がありました。
五月に咲くからメイフラワーとチューク人は呼ぶそうな。
季節の花だから、日本の桜みたいなもんだよ。なんて言われたらなんか妙に親近感がわいてきました。真っ赤に燃える花。フレームツリーという名前でサイパンではかなり有名だそうです。
家に帰ってからちょっと調べると、戦時中に「南洋桜」と呼ばれていたそうです。
戦時中、ここにいた兵隊さんもこの花を見て日本を懐かしんでいたんでしょうか。
そう思うと急にこの花の赤い色が彼らの血潮に見えてきました。
大洋に散っていった多くの命。
私は決して右寄りの人間ではございませんが、そのことを考えると頭に浮かぶ言葉はこの言葉を除いてありえないのです。
「ありがとう。」
私たちは、今元気で幸せです。日本は美しい国になりましたよ。
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