学校はちょっとした丘の上にありまして、丘を下るとお店があるんです。村の雑貨屋さんってところかな。そこのおばちゃんに「何年チュークに住んでるの?チューク語でいつも買い物してくれるけど。なんでしゃべれるの?」と言われて調子に乗ったのはついこの月曜日のこと。
そして、自分のチューク語力の足りなさに愕然としたのは今日のこと。三日天下とはこのことか。チューク語だけで喋るという壁。これは自分が予想してたより遥かに険しい道のようです。
自分の担当になった二、三年生は英語がほとんど理解できません。家の近所の子どもとしゃべっとる気分。
二年生の教室 |
名前、住んどる場所、日本のどこから来たか、チュークに何をしにきたか…などなど。
自己紹介を一通り住ませたあと、
オムサノ ティピス ウセ シレイ フォッセン チューク
ワー エキス エキス ウェウェ フォッセン チューク
ンゲ ワー シレイ イファ ウスム アイティケミ
オウセ モチェン アイテイ フォッセン チューク
ワー チョック キャオ フォッセン チューク
プェ ワー モチェン シプェ チエチ
(要約すると、仲良くしたいからチューク語教えてね!ってとこ)
と言ったが最後、授業中はもちろん、休み時間も飯食ってても放課後もチューク語。
休み時間終了後の点呼 |
ただ、子どもが必死でボクとコミュニケーションとりたがっているのはひしひしと伝わってくるのでほんまにちょっとチューク語マスターしたろうと思います。
語学を置いておいたとしても、二、三年生にどうやって算数教えたらええかも分からんというのに。しょっぱなからスランプ陥っています。
まあ語学の壁だけは焦ってどうにかなるもんでもなし、最初のひと月ぐらいは様子見がてら教室のルール作りに勤しむ予定です。
小さな島なので、本当に噂の流れるのが早く、こちらが全然しらない現地人からも最近はよく、
「お、俺お前しってるで!コータイやろ?チューク語しゃべれるってきいてるで!」
と切り出されるようになりました。
いつでもどこでもガツガツとチューク語で話しかけてくれるのはほんとにうれしいんですが、そんなしゃべれるってゆってもらえるほどしゃべれないですから。
あー、だぁー!スランプ!
自分も今日算数の授業しました!!こどもたちは算数以前にスペイン語を理解してくれませんでした(爆)
返信削除わかるわー!
返信削除言葉の壁は教師にとって大問題やなー!