ぺーちゃる。
このチューク語の意味はカタツムリです。
十ヶ月チュークで生活していて初めてカタツムリを見ました。
しかもでかい。
でーんでんむしむしかたつむり
おまえの頭はどこにある
つのだせやりだせあたまだせ
でーんでんむしむし ぺーちゃる
いぃぃぃふぁぁぁあい むぅくぅろぉむ
わーもちぇん かとん めっそむ め むくろむ
チューク語に適当に訳してみたら意外にかわいい。
「日本語ではカタツムリっていうんだよ。
初めてチュークでぺーちゃるをみたよー!」
なんて盛り上がって興奮気味に生徒やら先生やらに絡みまくっていたら、一人の生徒がぺーちゃるを壁から引きはがしてもってきちゃいました。
でも、カタツムリって一回おどかしちゃうとしばらく出てこなくなっちゃいますよね。
だから、
「静かにしてないと、カタツムリは遊んでくれないよ?
ちょっと静かにしてカタツムリを見ておこう!」
なんて言うと子どもって素直です。
ほらこの通り。かしこくぺーちゃるを見守る子どもたち。
一番右の子は確実にぺーちゃる以外の何かをみていますが気にしない。
最終的に、学校の裏の山にぺーちゃるを移動させた子どもが、
「先生!明日も見に来ようね!」
なんて言ってきたのは実にかわいらしいでしょ。
きっと明日にはどこかいってるんじゃないかな…なんて思いながらも、「そうだね、明日も見に来ようね!」なんていいながら手をつないで教室に帰るのです。
ところでチャリンコがJICAさんから貸与されました。
私の家から職場まで舗装されていない道なので雨がふったら道が消えることも頻繁にあります。その度に足はどろどろ、新品サンダルなんかはいてたら一日で一年使い込んだかのような状態になっていたんです。
でも、今回のチャリンコ様の到着によって全ては改善されました。
ありがとうチャリンコさん、ありがとうJICAさん。
自転車という文明の利器ではありますが、のろのろと焦らずやっていこうという意味をこめて「ぺーちゃる号」と名付けました。
ぺーちゃる号に乗り出した初日のこと。
学校に行く途中で四匹のウミガメを見ました。
ずでーんずでーんずでーんずでーん。
写真には上手に写っていませんが腹には値段が書いています。
このカメさんは$225だとな。
じーーっと見ていたら、
「コータイ、カメ欲しいのか?金ないなら自転車と交換してやってもいいぞ。」
うーん。金はないないと今まで言い続けてきた成果が変な所にでてきたようです。
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