2012年5月14日月曜日

宝島ホテル宿泊レビュー。(母の日)

土曜日から日曜日にかけて宝島ホテルに宿泊してきました。
レストランはよく利用させていただいていたのですが、ホテルの利用は初めて。

チュークには隊員連絡所はなく、安全に飲める飲み屋もほとんどなく、そもそも飲んだところで帰りの足(公共交通機関)がありません。かといって、ホームステイ先はどこも宗教上の理由で基本酒を飲める環境にありません。

だから、隊員同士で集まりたい時はホテルの一室に店でかった酒を持ち込んで宴会をするのが通例です。これまではローカル価格のあるブルーラグーンリゾートを利用していたのですが、今回は前々から気になっていた宝島ホテルに足を運んでみたのです。

室内の写真を撮り忘れたので次回ということで。今回はレビューまで。
宝島ホテル、さすが日本人経営の宿です。

ベッドは抜群に寝心地がよかったです。そして、シャワー!お湯がガンガン出ます!!
これらに関してはブルーラグーンの比較にならず。ブルーラグーンリゾートはもともとコンチネンタルホテルでしたが今は現地人経営。ロケーションは最高なのですが、建物や設備の老朽化がすすんでいるためちょいちょい問題を抱えている(お湯がでない、出たとしても勢いが悪い、など)というのが正直なところ。宝島さんも床が少し老朽化してきていたりと問題も少しはありますが、海外のホテルに泊まり慣れている人なら特に気にならないレベルです。(日本のホテル、旅館のクオリティーを海外で求めるとどこの国にいってもだいたいがっかりします。)

そして、値段がなんと言おうと安いです。ブルーラグーンリゾートの約半額で泊まれます。普通に予約したらブルーラグーンリゾートは一室(2名)で120ドルから140ドルぐらい、宝島は70ドルだったかな?正直ほんとうの値段は覚えていませんので違っていたらご容赦を…。(我々ボランティアはとてもじゃないですがそんな旅行客用の値段を支払えませんので、それぞれのホテルにローカルレートがあってその値段で宿泊しています。)

でも、一番ここで書いておくべきことは設備とか値段ではなくサービスのクオリティーの高さですね。本当にかゆいところに手が届きます。

前日、べろんべろんになるまで酔っぱらったチューク隊が目を覚ますと全員が若干二日酔い気味だったのです。それもそのはず、部屋に散乱したビールの空き缶、ワインの空きボトル。そして、さらに保存用に買ってた飲むつもりのなかったウィスキーまでが一本空いていました。どうやら隊員の一人はトイレで吐いたそうで。吐くとお腹が空きますよね。

「はらへった…なんかかってきてよ!」
「おまえがいってこいよ!」
なんてことを言い合いだしたと思ったら部屋をノックする音がするわけです。

部屋をあけるとそこにはオーナーが、
「あんたたち、昨日は遅くまで騒いでお腹へっただろ。これでもくいな。」


おーー!ラーメン(あっさり味)!
上にはちょびっとスパイシーな鶏肉までのっかってます。
飲んだ後のラーメンもおいしいですが、寝起きラーメンも美味いです。

ラーメンを食い終え、わがままな隊員どもはまたわめき出す訳です。

「あかん、ラーメンくったらのど渇いた!」
「水!水をのまな、この二日酔いはなおらへんぞ!」

その瞬間!本当にまさにその瞬間です。

トントントン。
「あんたたちノドが渇いただろ。水くんできてやったぞ。」
コップを人数分もってきてくれたオーナー。

さらに、一瞬で飲み干してしまった私たち。一同が内心で「おかわり欲しいな…」と思った途端。

ガチャっ!
「足りないと思ってピッチャーで汲んできてやったぞ。」

うおー。これはもう神がかってますよ。
ちなみに、ラーメンにしても水にしても事前にお願いしていた訳じゃないんです。〝素泊まりでいいんで〟って飛び込みで泊まりにいっただけなのにこのクオリティ。

手厚いサービスのお陰でしっかりと酔いが覚めたので、昼飯はレストランで他の隊員は親子丼(9.5ドル)、私はカツ丼(13ドル)をいただきました。いつもは看板メニューであり、宝島名物のココナッツラーメン(9.5ドル)しか注文しないのですが朝食にラーメンを食べたので和食をチョイス。


ちょっとスパイシーで甘さ控えめなカツ丼。チュークのレストランはだいたいカツ丼は注文できますが、この砂糖大好きな島で甘さ控えめなカツ丼が食えるのは宝島レストランだけです。

宝島ホテル&レストラン。チュークの宿泊先としてかなりいけてます。
最後はいつものTKKで締めましょう。(ver.チュークスカート)



母の日でしたのでホームステイ先のママスの為にチュークスカートを買ったのです。
「いっつもありがとうねっ!母の日だからスカート買ってきたよ!」

いつもスマイリーなママスが笑顔が崩れ落ちそうなぐらい嬉しそうに笑ってくれました。

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