現地職員から25セントくれってゆわれてすっぱり断ったりしています(過去記事:宵越しの金は持たぬ。)が別にすっごい現地人に対してドケチな訳じゃないですよ。ただくれくれゆうてくるだけの人間には冷たいだけです。
今日は中国製のカップラーメン(過去記事:涙のカップラーメン)を副校長に買って行きました。自分の分と2個ね。
もう成分表を見るだけで科学調味料いっぱいで身体に悪そうです。
スーパーカップぐらいのサイズなんですが中身はそんなに入っていません。
パッケージの写真とは大違いで少量の具と何かも分からないものが少々浮いています。お世辞にも美味しそうではないんですが、最近このどぎつい化学調味料を悪くないと感じ出している自分に戸惑っています。
副校長にはいっつもお世話になっているんです。サマースクールの間はよく食べ物を買ってきてくれたり職員室でご飯を炊いてくれたりと面倒をひたすらみてくれたし、その後もなにかとちょいちょいテンプラ(ドーナツのこと)やらちょっとした食べ物を買ってきてくれるし、文房具類も足りないものは彼女が私物を気前よく貸してくれたりくれたりするんです。
そして、何よりどんなに忙しい時でもチューク語の質問にちゃんと答えてくれる私の筆頭現地語教師。だから感謝の気持ちを込めて時々なんか買うときに副校長の分も一緒に買って行ったりするんです。
そもそもチューク人は一人でご飯を食べることがあんまりなくて、だいたい自分のやつを一緒に誰かと食べるか、友達の分とかも一緒に買ってきてシェアするんですね。食べ物に関してはシェアの意識がすごい強いです。
いつものお礼気分で80セントのラーメンを買って行っただけなので別にこっちは負担じゃないし、相手は喜んでくれるしええことだらけです。
ほんでもって、今日は授業が終わった後、副校長とビジネスマネージャーとスナックバーのオバチャンと一緒にダウンタウンに買い出しに行きました。
「コータイ、ちょっと私らにアイスクリームを買ってよー」
お店に着くとビジネスマネージャーと副校長が口を揃えてゆうてきたので、
「ごめん、1ドル50セントしかないわ…」
とポケットをのぞいて答えたら、
「気にするな!」
と笑いながら言われました。
この時、ほんまにポケットの中には1ドル50セントしかなく、アイスクリームは1個1ドルするんです。
金もなかったので適当に店内で時間を潰していたら、副校長が自宅用のお米をレジで精算しながら、「アイスクリームを食べるか?」と聞いてきました。
「1ドルしかないし、自分の分しか買えないからええわ。」
ってゆうたら、まさかの…。
アイスを買ってくれました。しかも、私だけ。
これぞエビ(80セント)でタイ(1ドル)を釣るってやつですね。
アイス買ってくれたからという訳ではありませんが、ことある毎に助けになってくれるいい上司に恵まれている私は幸せもんです。
家に帰るとスタバのコーヒーがありました。
実は日本ではスタバが好きすぎてスタバの文字通り隣に住んでいたんです。そんな私は感動して匂いをかぎまくっていたんですが、なんと…袋の上から触って分かったんですがこれまだひいてない豆のやつでした。家にコーヒーミルないし、そもそもコーヒーメーカーもないし、いつもインスタントコーヒーしか飲んでないんやけど…。どうやったら飲めるんやろ。
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