2011年11月22日火曜日

救急車。

本日、ステイ先のお父さんが病院に搬送されました。

原因は臀部からバイ菌が入ったようです。この週末ずっと体温が高く体調を崩していたのです。昨日の夜中に震えが止まらなくなり、今朝には落ち着いたと思ったら昼過ぎから痛みのため座位すらとれなくなりました。自家用車での搬送は無理と判断し救急車を呼ぶことになりました。期待せずに待っていたら予想していたより早く到着した救急車に少し驚きました。

救急車の中に一緒に乗り込む役は私がしたのですが、やはり設備は十分というにはほど遠く、衛生面でも非常に不安になりました。何より、道路がデコボコなのでただ走っているだけなのに横になっているお父さんが上下に激しく揺すられる訳です。座るだけで痛いのにこんなに揺れるとすごく痛いんだろうなと思ってお父さんの顔を見ると、歯を食いしばって見るからに痛みを堪えていてすごく悲しくなります。

病院に着いて緊急搬送される部屋に通されたのですが、その部屋も特に滅菌されているわけでもなく、近所の学生みたいなんが普通に中に入ってたりして、床も土がいっぱいで衛生状況は最悪でした。心拍数と体温、血圧を測って点滴を打つと入院病棟へ。入院病棟はベッドの上には患者さんが寝ているんですが、ベッドの下にはその家族がうじゃうじゃと寝ています。いったい一人の家族あたり何人がステイしてたらこんな状況になるでしょう。ちなみに病院の廊下には明らかに家族とか関係なさそうな人も沢山寝ています。確かにここなら電気はあるし水も豊富、何かあったら病院の中だからね。住むのには最適ですよね…。しかし、間違っているでしょ。床には冗談みたいに大量のスリッパが転がっていて。患者を車いすでトイレに連れて行こうとしてもスリッパが邪魔で思うように動かせません。病院の先生が患者さんを診察するために病室に来ても、足下で寝ている人がすごく邪魔です。そこら中で地べたに座って患者の家族が輪を作りお弁当を広げて〝サアモガ!〟なんていいながらピクニック状態になっています。病院なんだから食べたくても何らかの理由で食べられない人もいるだろうに…。そして、なにより彼らは病院内なのに全く気にせず手で食べるし、食べ散らかすので衛生上も大問題です。衛生的であるべきはずの場所なのに、すごく不衛生。

昼飯にお粥でも作ったろうと思って仕事を早めに切り上げて帰ったらまさかの救急車で病院に直行することになったので今の今までは緊張の糸が張り詰めていたんでしょうね。帰ってきてほっと一息したらどっと疲れてしまいました。

たぶん数日安静にしたらすぐに回復するような類の病気やと思うんですけどね。
ちょっとさすがに予想だにしていなかった展開でメンタルにダメージが来ています。

2 件のコメント:

  1. 初コメントです^^あの優しいお父さんが搬送されたなんて・・・悲しいニュースにびっくりしました。自分も今月デングなって大変でしたー泣。描かれている病院の状況がヤップの病院とそっくり。ミクロの共通点見つけた。お父さん早く元気になりますように・・・

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  2. ちなつー ほんま医療事情ひどいよなー。はよ隊員してくれなじょじょに神経すりへっていきますね。こんなときは神様を頼りたくなる自分はすごく日本人。

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