グアムのラウンジで乗継便を待ってラグジュアリーな時間を過ごしている時。実はもう嫌で嫌でしかたなかったことをここに告白します。
あと、1時間ちょっと飛行機で飛んだらチューク。
具体的に色々と考えているとアレルギーのようになっちゃって、もう嫌で嫌で嫌で嫌で嫌でね。どうしても他州とか他の国のボランティアと比較しちゃって。他州隊員や他国隊員にはそりゃそれぞれ問題があるんだろうし、そんなことは分かっているんだけど。隣の花は赤いというかなんというか。でも、他州隊員もはっきりと認める程にチュークだけ明らかに具体的に違うことがありすぎるしね。
具体的にこんなことを考えてしまったんですね。
〝例えば日本で、一つの県だけが一日の大半停電していて、道も整備されていない泥道で、公共の交通機関もなく、治安も相対的に悪い。〟
あかんやろー。同じ日本やのになんでここだけこんなんなってるねーん。ってなるやろー。
チュークはまさにそんな状態なんです。ミクロネシア連邦の中であたまいっこ跳び下がってすごく途上国です。
フィリピンにいってけっこうガツンときたんですけどね。なんという協力隊派遣先格差と。
でもそれは国もちゃうし、そんなにショックはでかくなかったんです。
もういやだ。
かえりたくない。
チュークにおる間は嫌やなって思ったことそんなになかったんですけどね。むしろけっこう気に入ってたし好きやったんですけど。やっぱり外に出ていったんリフレッシュすると妙に客観視しちゃたんでしょう。
一緒にラウンジステイしてた先輩隊員と二人でチュークのいいとこ言いゲームをしてたんですけどそんなに盛り上がらず。でも無常にも時間は過ぎて飛行機に乗り込んだが最後。一時間ちょっと後にはチューク国際空港に降り立ったんです。
ほんと不思議なもんですね。
あんなに嫌と〝思っていた〟チュークがそんなに嫌じゃなかったんです。
そして一週間生活してわかったんですが、やっぱりちょっと好きかもしれんです。
そりゃ外からみたら最悪のところですよ。
はっきりいってミクロネシア四州で完全にうちらは嫌われモンです。
でも、国とか州とか町とか村ってのは相対視するべきもんじゃないんちゃうかな。
明日から首都のポンペイに総会やら健康診断やらのために移動します。
前回に先輩隊員が〝チュークのJICAボランティアだ〟と言うと〝チュークは大変だろ。ポンペイはいいぞ、チュークの150億倍はいい場所だ!〟とタクシーの運ちゃんに言われたそうです。
もしポンペイでタクシーの運ちゃんに言われたら言い返してやろうと思います。
〝ポンペイは住んだことないからええ場所かどうか知らんけど、六ヶ月住んでみてチュークもなかなかええ場所やで。〟ってね。
そして、大ニュースなんですが、年末のクリスマスから今日に至るまでチュークに24時間電気が来ているんです。ちょっとずつよくなっていくんかなぁ。ってあんまり期待せずにこの州のことをトンゲイ(チューク語で〝愛する〟)していこうとおもいます。
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