日本人にはすごく有名なセブ。
リゾートホテルは避けて、巨大ショッピングモールのすぐ近く(徒歩2分)のホテルを予約していったのですが、とりあえずすばらしいホテルでした。
ラディソン ブル ホテル セブ。
二人で一泊あたり5300円(朝食ビュッフェ付き)のくせにどんだけすごいホテルやねん。フィリピン恐るべし…。とはいってもフィリピンにおける5300円っていうのはすごい大金なんですけどね。
セブの街は現地人の生活している空間があったかとおもうと突如として都会が現れます。
日本の都心部のちょうど逆やと思うといいかも。東京とかだと、都会の中に無理矢理に大きな公園を設置して自然を作ってるでしょ。セブの場合は現地人の生活している空間の中に無理矢理都会を作ってる感じ。
ショッピングモールの入り口という入り口には全部びっしり警備員が配置されていて、危険そうな人や貧困層の現地人は中に入ることも許されません。そこらへんは実に違和感があるけどまあそれがフィリピンなのでしょう。
余った時間は全部ショッピングに費やしつつもきっちり観光もしてきました。
サントニーニョ教会。
サントニーニョは幼いキリストという意味。子どもの頃のキリスト像が中にはあり、これまでに数々の奇跡を起こしたとかなんとかかんとか。神々しく光り輝いてはいましたが、遠目だったので正直はっきりと確認はできず。周りにはお土産物の屋台がたくさん並んでおりサントニーニョ像のレプリカを捨て値で売りさばいていました。〝やすいよやすいよ!サントニーニョ像が安いよ!〟って君たちバチがあたりますよ。その点、最初は買う予定にしてたのに〝宗教的なもんやから値切るのも気が引けるし、買ったら買ったで大事にせなあかんような気もするから買うのやめる〟といったうちの彼女はまともです。
そしてマゼランクロス。
マゼランが持ってきたという十字架。個人的にはこっちのほうがサントニーニョ教会よりヒットかな。
純粋に神々しい。仏教でもそうやし、キリスト教でもそうやけどすごく宗教的な建物や建造物っていうのは人間をいかに圧倒させるかという緻密な計算がなされていると思うんです。無言の神々しさ。それにプラスして宣教師たちの〝ありがたい?〟言葉を聞いたら神秘的なるものを感じちゃって改宗しちゃうってもんですよ。
そして、マゼランクロスから歩いてすぐのカルボンマーケットへ。
地元の人が買いに来るというマーケットだけあってびっくり人が多い。そして、安い。マンゴーを二つ大きめのを買って25ペソ(約50円)。ただし、治安が悪いので訪れる時は大事なものは何も持って行かないこと推奨らしいです。次もしくる機会があればもうちょっとゆっくり&奥の方まで散策してみたいなって思えたポイントの一つ。
あとは主要なポイントとしてはラプラプ像とマゼラン記念碑ぐらいですかね。
セブシティにホテルをとっていたのでマクタン島の隅っこにあるラプラプ像&マゼラン記念碑までは若干タクシーの運転手にしぶられつつもメーターに50ペソ追加でやるからと言うとしぶしぶ連れて行ってくれました。
ちなみに、恐いとかぼられるとかっていうイメージの強いフィリピンのタクシーですが、かなり何回も乗りましたがちゃんと交渉さえできれば大きな問題はありません。結局のところ人間同士のコミュニケーションですので、話せば分かってくれます。
脱線しましたが、ラプラプ像。
フィリピンはミンダナオを除いてほとんどの人がキリスト教。だからキリスト教の宣教師を撃退したラプラプはダークナイトであってもおかしくないはずなのに、なぜか彼はヒーローです。キリスト教であろうとなかろうと、侵略してくるもの(マゼラン)を撃退したことは賞賛されるべきってことですかね。公園内にそびえたつラプラプさん、実にかっこいいです。
でもその一方。
マゼランはマゼランで記念碑を立ててもらってるんですね。もう正直よくわかりません。
パラワンはもっかいいくのありかなと思ったのですがセブはどうかなぁ?若干お腹いっぱいなので、いくとしたら一気にボホールまでいっちゃうかなぁ。チョコレートヒルにチビザルのターシャちゃん。フィリピンは魅力的なスポットがいっぱいすぎて困ります。
実はセブではダイビングもしたのですが、これはまた別枠ということで。
今回の旅行記はまだ続きます。
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