ヤップやポンペイは酋長の力がまだ強く残っているそうですがこの度ついにチュークでも酋長さんが動いたようです。
その名も…
夜9時以降は道を歩くの禁止条例!
酔っぱらいが叫び声を上げながら歩くの封じ。
夜中になっても外で遊んでいる子ども封じ。
この二つの理由がメインやと思うんですけどね。
酔っぱらいの方は本当にびっくりするような奇声をあげて夜中に道を闊歩するんです。そして、物を壊したり場合によっては盗んだりします。今回の条例で、とりあえず怪しいヤツはシャットアウトってやつですね。
次の子どもの件ですが、何時になっても外で月明かりで遊んでいる子どもがいます。ただ走り回ってるだけだったり、だらだらとしゃべっているだけだったりするんですが、大きな子どもだと酒を飲んでいたりタバコを吸っていたりすることもありそこらへんは日本と同じですね。結局寝るのも遅くなって学校にも悪影響で…。といいことなし。
なかなか幼稚なようでいて、理にかなった条例だということが分かってもらえたかと思います。
ではどうやって施行するかといいますと、8時半にまず鐘が鳴ります。これが予鈴みたいな感じ。そして9時にもう一度鐘がなります。これがなるともう歩くの禁止です。
毎日、村の中にある小さな集落から代表者が出て巡回警備をするそうです。
そして、もしその時に歩いている人間を発見すると指導の上、罰金(5ドル)を徴収します。そして、その人間の指導についての責任は小さな集落毎にいるエリア長さんみたいなのが責任を持つそうです。
ただ、特例みたいなのもあるようで、ちゃんと理由があればいいそうです。(例:隣の家に薬をもらいにいく、とか)まあ出歩くことを禁止したいのではなくて、飽くまで上に挙げたようなあからさまにこの村にとって迷惑な行為を取り締まろうというのが目的なんですね。
まあこの条例を出してるのはうちのビレッジだけなそうですが、自分の住んでるエリアにちゃんとした酋長さんがいて、そういうなかなかよさげなシステムを作ろうとしているってだけでもありがたい話しですね。
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