2012年1月21日土曜日

シャカオ。(sakau)

サカウだとかサカオだとかシャカオだとかカタカナ表記だとややこしいですがとりあえずSakauを体験してきました。ちなみにフィジーとかだとカヴァって呼ばれてるやつです。


このサカオ、実はポンペイの州旗になっています。そのぐらいにポンペイ人にとってはシャカオの儀式というのは大事な儀式だそうです。

サカウの木の根っこを石で叩きつぶして、水と混ぜてハイビスカスの木の皮で包んで絞ると上の瓶の中に入ってる泥水のようなものが出来るそうです。
昔は儀式の時だけに飲むようなものだったそうですが、今では上のように瓶詰めで売られていたり、サカウバーなんてのも存在するぐらいにポンペイでは愛飲されています。

サカウってのは自然が生んだダウン系ドラッグです。ダウン系…つまり飲めば飲むほどにテンションが下がっていく(鎮静作用がある)んですね。ビールやウィスキーを飲んだらテンションが上がって行きますがサカウはその逆だと思ってもらうといいと思います。
だから、サカウバーでは大きな声で騒いだり、ギャハギャハと笑ったりってのは御法度なそうで、客はずーーーんと思い空気の中でサカウを回して飲むのです。

一口目で、とりあえず〝うげっ?!〟っと思いました。
まさに泥水。少しの苦みととろみがある泥水を飲んでいる感じ。そして、直後に舌がしびれ出します。ほんで頭が少しずーんと重くなります。

うげっ、びりびりっ、もずーん。

たしかにダウン系だわ。
好んで飲みたいとは思わない味でしたが、経験としてはサカオバーには一度機会があったらいってみようかなぁ。

ちなみに、チューク語でサカウというのはお酒のこと。
ビールもウィスキーもワインも日本酒も全部〝サカウ〟です。

0 件のコメント:

コメントを投稿