うちの家に住んでいる元大使の息子が最近家庭菜園計画を進行中で、家の横に苗がいくらか並んでるんです。
つい最近まで小っちゃい芽だった葉っぱがすくすくと育ってきました。植物の成長は予想以上に早くてびっくりさせられますね。ちなみに、この写真の野菜さんたちですが、アグリカルチャーオフィスに行くとなんと無料でもらえたそうです。トマト、キュウリ、あとなんやったかな?ちなみに、茄子とか白菜とかオクラも近日中に手に入るそうで。大根が手に入ったら嬉しいって言うと、なんと探してみるとのこと。
そして、なんと昨日の朝、裏口から外に出るとなんとそれっぽいのが出来上がってました。すごく家庭菜園っぽいです。
野菜のつるを巻き付けるために作ったそうです。
ちなみに、チューク語で畑のことを〝アタケ〟と言います。チューク語にはHの発音がないので、(H)atake。
日本統治時代のチュークには畑がいっぱいあってみんなよく働いていたそうですが、今はその畑は影も形もありません。なくなった理由は、みんなせっせと働くのが嫌いだからだそうです。せっせと働くのは嫌いかもしれませんが、びっくりするぐらい若い労働力が使われてないチュークに今必要なのは意外と畑とかだったりするのかもしれません。
〝大きな畑を作ろうとするからしんどいし、難しい。だからチューク人は畑をやめてしまった。だからまずは小さな家の庭から変えていけばいい。敷地内に少し家庭菜園を作るぐらいなら手間じゃないし、世話をするのも遠出する必要がない。少しずつだけどこれを大きくしていくよ。もうすぐ私の家族もチュークに来るし、子どもたちには野菜が必要だからね。〟
彼の発言は正しいと思います。
小さな家庭菜園でも畑は畑。自分の出来る範囲からの改革をしていこう。
口上だけの動かない大きな一歩より、小さな一歩でも動くのであればその方がいい。
我が家の食卓に新鮮な野菜が並ぶ日は近いかもしれません。
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