2011年10月3日月曜日

本当にあった怖い話。

最近は電気事情がいいので昼に4時間の停電と夜12時から朝6時までの停電以外はずっと電気があります。ただ、相変わらずジェネレーターは故障しているので日付が変わってから朝までは暗闇の中。

そんな暗闇の中で事件が起こったのは昨晩のことです。夜眠っていたら口の中に異物感を感じました。さらに、こともあろうかとっさに口を閉じてしまったのです。口の中で何かがうごめいていることにパニック状態の私。でも何故でしょう室内でぺっとしちゃだめだという意識が強く働き(ちなみにチューク人はどこであろうとペッとしまくります)そのまま部屋を出て家の外まで行かなきゃ、という不思議な使命感に燃え上がりました。というか、いったん捕まえてしまった手前、単純に真っ暗な自分の部屋に何か分からないものを解き放つのが怖かったのかもしれません。

え?ちょっとでかい…。もしかして、ゴキブリ?

暗闇は人を不安にさせますが、同時に意外と冷静にさせるもんです。だって何も見えませんからね。びっくりするぐらいに冷静に口の中のものに対して考察しながら歩く自分がそこにはいました。

いや、しかし足の形状といいましょうか口内でのひっかかり方とでもいいましょうか、それが昆虫類のそれとは違っていたんですね。例えるならカエルに近いような、しかしそれより少ししっかりしているような。でも間違いなく爬虫類。

あ、これは!知ってるぞ!ヤモリだっ!!!
そういえば、チュークには大量のヤモリがいるんです。ヤモリは可愛いから好きなんですよね。

なんて思いながら裏口のドアを開けて口からヤモリをペッと吐き出すとヤモリは待ち構えていたカリン様(猫)に即座に食われてしまいました。もう最近完全にカリン様は私を母親と勘違いしているようで、歩いていたらどこまでもついてくるし、座っていたらよじ上ってきて肩の上で静かに眠ります。だからきっと母猫が獲物を捕まえてきて自分に分けてくれたと思ったのでしょうね。

部屋に引き返して寝ようと思ったんですが妙に疑心暗鬼になってしまい、懐中電灯を手にして布団を照らすとそこにはなんとアリまみれ。根気強くアリどもを始末して静かに眠りについた次第でございます。

いやぁ、漫画化するとこれはもはやホラーですな。描き方次第ではものすごい怖いホラーになりますな。

っと、ここまで書いて更新しようとしたのは昨日の日曜日。そして今は月曜日。日曜日は丸一日ネットが止まっていました。この国の公共料金は全て前払いです。電気代もそうだし電話代もそう。インターネットだってそうです。理由は後払いだと支払わない(支払えない)人がいっぱいおるからでしょうな。ほんで私は一昨日までに払わなあかんかった今月分の支払いを忘れていたんです。昨日は朝からせっせと歩いてネット代を納めてきたのに丸一日復旧なし。払わんかったらばっちり止められるのに、払ってもすぐに復旧しないとこらへんが南国ですな。まあ、日曜日やから当然か。

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