学校の授業についてですが、やっとこさ掛け算に入りました。足し算と引き算の授業はストレスなく出来るようになってきたと思ったらまた新しい言葉がいっぱい出てきて発狂しそうです。
日本語で数を数えるときって、いち、に、さん、し…だけじゃないですよね。日本語は対象によって数え方が変わります。ひとつ、いっぴき、いちわ、いちぜん、いっそく…。チューク語も同じく対象によって数え方が変わります。
今までは、いち、に、さん、し…でごまかしてきたんですが、掛け算の指導に入ったと同時に自分もちゃんと数え方を区別するようにしました。
今までの調子やと、
エウェ タラック ア トンゲリ ウェイ ルエール アラマシ
イカ メイ ウォル ウルガット タラック フィトゥ アラマシ レプェ トンゲリ ウェイ?
って説明できていたのに、数をちゃんと数えることで、
エフォッチ タラック ア トンゲリ ウェイ フゥムン アラマシ
イカ メイ ウォル ウルフォッチ タラック フィテムン アラマシ レプェ トンゲリ ウェイ?
って説明せなあかんくなって5分ぐらいしゃべるだけで頭がパンクしそうになります。
分かりやすく日本語に翻訳すると、
「いちの車はよんの人間を運ぶことができます。
もし、ここにさんの車があったら、いくつの人間を運ぶことができますか?」
と言っていたのが、ちゃんとした数詞を扱えば、
「いちだいの車はよにんの人間を運ぶことができます。
もし、ここにさんだいの車があったら、なんにんの人間を運ぶことができますか?」
となるっていう話。
まあ日本語にほんやくこんにゃくした今だからびりびりと感じるのですが、上の日本語の据わりが悪いこと悪いこと。もし、自分が子どもで上の日本語で授業されたらそれこそ発狂するほど嫌ですね。「いちの車ってなんや!よんの人間ってなんや?」って絶対になります。
ネイティブであればごくごく普通に身についている言葉であればあるほどそれはすごく大事な言葉。でも、それは語学学習者にとってはものすごい難しい言葉です。だって、よく使われる言葉だということはサラサラと扱えないといけないんですから。難しい言葉なんてどうでもいいんです、誰かに聞けばええんですから。でも、数詞なんてどう考えても誰かに確認しながらしゃべるような言葉ではないでしょ?言葉の中には時間をかけてもいい言葉とかけてはいけない言葉があると思うんですが、こんな数の数え方なんてのは間違いなく後者です。
そういえば来月に学校でイベントがあるらしく、エンターテイメント委員会に所属させられました。
「エンターテイメント委員会ってなーにー?」と同僚に聞くと、「それはエンターテイメントさ!」と答えをいただきました。
よくわかんないけどとりあえずエンターテイメントをすればいいらしいです。
ほんで、「エンターテイメントをする」って何?
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