Yahoo!経由で「フィリピン人 笑いのツボ」と検索してうちのブログに来た人のことを想像していたらいかがわしいお店に通っている中年親父の顔が浮かんできた。
あー、あの娘のご機嫌をとりたいなー、どうやったらフィリピン人を喜ばせることができるんだろう…。そうだヤフーさんに聞いてみよう!
【フィリピン人 笑いのツボ】
ぽちっとな。
…中年親父の純情物語。
アクセス解析はとても面白い。私はほとんどGoogleさんしか検索は使ってないけどYahoo!さんの方が人気なんですね。
一番多いのは私の実名検索経由できてるアクセスなんですが、二番目は「チューク語」です。チュークに派遣が決まった協力隊員でしょうか、それともチュークにはまってしまった日本のダイバーでしょうか。なんにせよチューク語に興味をもっている人がいるのはなんだか嬉しいのです。日本は凄いですよね、外国語をしゃべれなくても勉強できる環境を作り上げているんだから。ちっさい国のくせにねぇ。言葉は文化。言葉は歴史。言葉は国。言葉を失うのはその国が消えること。チューク語なんてもういらないやん、英語で別に…なんていう人もいますが、チューク人はやっぱりチューク語を大切にするべきだと私は強く思います。特に書き言葉を大事にしてほしいですね。
チューク人はチューク語をメインでしゃべっているのに意外とチューク語を読めません。特に書けません。言葉は物を考えるツールです、そして頭の中で考えられることなんて非常に限られている。だから、やっぱり書き留められないと考えなんて深められませんよね。この国の人が詰めた考えを出来ない理由は算数の培う問題解決能力みたいなんもそりゃあるでしょうが、言語の乏しさもあると思うんですよね。
読みたいなぁ、チューク人の書いたチューク語の小説とか、チューク語の詩集とかね。
あ、ちなみに「Fokkun チューク語」で検索していた人がいましたが、フォックンのスペリングはFakkunですよ。ボクもチュークに来る前まで独学でチューク語を拾いあさっていた時はFokkunだと思っていましたし、記事のタイトルにも一度Fokkunを使いましたが。
スペリングは凄く大事です。発音はスペリングが出来る単語と出来ない単語では全然違ってきます。脳内に文字が浮かべば、文字にあわせてある程度読もうとするんですね。たとえば、Peninja。これはうちの犬の名前なんですが、このスペリングを知るまでベリンジャーだと思っていました。確かにベリンジャーとしか私の耳には聞こえなかったのです。何度も申し上げているようにPはB、NはR(L?)の発音をします。でもスペリングを知ってから、あきらかにPの発音とNの発音が違って聞こえてくるんですね。やっぱり実はちゃんと「P」の音も「N」の音も入っているんです。限りなくBに聞こえる「P」であってRに聞こえる「N」なんです。いやー、言葉は面白いですな。
私には小さな野望があります。この2年が終わるまでに完全に要請外ではありますがチューク語の授業を1時間か2時間ほど持たせてもらうこと。チューク語の詩作の授業がしたいのです。
言葉は力。この国の言語教育をもっと豊かにしたいですな。
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