先ほどチュークで初めて交通事故現場を見ました。でこぼこ&水浸しなので出せて20キロが限界なこの島は交通事故と無縁な場所なんですが、一部舗装が〝残っている〟場所では30キロから40キロは出せます。今日の事故現場はちょうどその舗装されている場所で発生していました。見事にボンネットはぐちゃーっとなっていたんですが、きっと見た目ほどたいしたスピードが出ていた訳でもなかったのでしょう。警察ものんびりだらだらと事情聴取をしていました。だいぶ以前よりよくなったと言われている警察ですが、やっぱり相変わらずのようで。
昨日の夜はそとで酔っぱらいが奇声をあげて徘徊してたし、小さい島なんやからもうちょっと警察が仕事してくれたらすぐに治安なんか良くなるとおもうんですけどね。まあ小さい島すぎて警察が働きにくいようですけど。びっくりするぐらいコネ社会ですから、警察も思うように取り締まれないようです。捕まえたとしても親戚やったりしたらちょっと見なかったふりしちゃったりしてね。なんにせよ、一番役に立つのは犬ですね。昨晩も酔っぱらいが通りかかるや否や犬たちが一斉に威嚇していました。威嚇されたよっぱらいには完全に犬が憑依していましたけどね。
「うほぁあああっほ!」
「うへぁぁぁいぃい!」
「ぐぎぎぎぁぎぇあ!」
もはや人間の声じゃない声で誰かが叫んでいるのを耳にすると心が痛みます。
なんでこうなっちゃったんだろって。何がこうさせたんだろって。
誰も止めてくれる人はいなかったんだろうかって。
一度そうなってしまうと、もはや彼はこの国では侮蔑の対象でしかありません。
大人も子どもも誰も相手にしません。ときどきからかうようなことはあってもまともには取り合いません。というか、もはや取り合えないんですけどね。
寂しいのでしょうか、悔しいのでしょうか。彼らはまた大きな声で叫ぶのです。
さすがにちょっと救えないなぁ。
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