2011年10月19日水曜日

ある隊員の悩み。

「さようなら!」
「さようなら!」

子どもにさようならを教えたら毎日大声でさようならを言ってくれるようになり大喜びしていたある隊員さん。

そんな彼は毎日握手をして「さようなら!」と言ってたみたい。

「さようなら!」
「カポン!(チューク語で握手)」

スカッ!

あれ?
いつものように手を出したのに彼の手は空を切りました。

「カポン!」
子どもの小さな手が掴んだのは彼のお腹でした。

「カポン!」
「カポン!」
「カポン!」

ガシッと掴んでお腹の肉を握手と同じ動作でシェイクしてきます。

一人が楽しそうに彼のお腹と握手(握腹?)しだすのを見ると他の子どもたちも我先に掴んできました。まさに餌にたかるピラニアのごとく。

「カポン!」×クラス人数。

それ以降、うちのクラスではお腹をシェイクすることをカポンと呼ぶようになりました。
彼は真剣に悩んでいます。どうすれば減量できるかをね。
そう、彼は私です。

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