2011年10月24日月曜日

第十七週目。(手抜き隊員のススメ)

今日は祝日。昨日から今日にかけて宣言どおりチューク隊有志にてブルーラグーンリゾートホテルに宿泊してきた。このホテルは唯一JICAボランティアがローカルレートで宿泊できるホテル。そのためリゾートホテルなのにチュークで最安値という不思議なことになっている。道も治安も悪く公共の交通機関もなく集まれる場所も特にない我々チューク隊にとっては情報を共有する意味でもストレスマネージメントの意味でも今回のホテル滞在は有意義だったんじゃないでしょうか。

ところで、
仕事してんの?
やる気あんの?

と、他隊員のみなさんから時々言われるのですが、私ははっきり言って手抜き隊員です。

いつもだいたい私の力の入れ具合は50%から70%ってとこですかね。
怠けてる?そうかなぁ?

私は常に100%の力でやってます!!みたいな人の方がよっぽど危ういと思うんですけどね。たしかに最初のうちは力を張り詰めて100%で何かをする人はどんどん伸びるでしょう。110%や130%にまでなるかもしれません。しかし、自分では100%のつもりでも確実にパフォーマンスはおちてくるでしょう。でもその人は100%のつもりでやっている。100%のつもりでもしかしたら50%以下の仕事しか出来てないかもしれんのです。

輪ゴムみたいなんをイメージしたら分かりやすいと思うんですが、ずっと限界まで伸ばしてる輪ゴムはどんどんどんどん伸びていってまうやないですか。それが110%とか130%の能力以上の状態にあたると思うんですね。じゃあそのまま頑張ってたらどうなるかってゆうたら輪ゴムとしての機能なんて気づいたらなくなってる訳です。びろんびろんになっちゃってね。100%のつもりが50%以下の仕事しか出来てないかもしれんていうのはこういう意味。下手したら切れちゃいますからね。切れちゃったらほんとに迷惑きわまりない。みんなのために頑張ってたつもりがただのお荷物になっちゃいます。

その点、特になんもないときは手を抜いて50%から70%で動いてればいつでも必要な時は100%の力でも150%の力でも出せるんです。余力があるからね。

プロってなんかなって言うと、いつでもある程度同じ成果を発揮できる人やと思うんですね。あぁ、あかんわ、今日ちょっと調子悪いっていうのが無い人やとおもいます。そんな不安定な人のところに大事な仕事はもっていきたくないでしょ。

まあかっちかっちに張り詰めたところにええアイディアみたいなんもでてきませんしね。
スランプに陥ってるみなさん、肩の力を抜きましょう。今日できなかったことは明日すればいいじゃないですか。苦手なことや、上手くいかないことはすっぱり諦めちゃったりしてもいいじゃないですか。そんかし、自分の出来る最高のパフォーマンスを要所要所でびびっと発揮していきましょう。

おまけ
ホテルで食べたTボーンステーキが美味しかった。


でも、ホームステイ先に帰ってきて食べたフライドチキンもやっぱり美味しかった。
四六時中停電してるけど、そこには家族がいるからあったかい。

2 件のコメント:

  1. 先輩いいこといいますね!!
    勉強になります。

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  2. >ささまい
    まだ訓練ちゃうか?
    日本で日本でしかできひんことをしつくしとるほうがいいで。
    さんきゅ。まあ、いらんこともいっぱいゆうとるけどな。

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