左に見えますはオープンダンプサイト、勝手に住人が作ったゴミ捨て場。右に見えますは池ではないですよ、道です。
これは、水陸両用車両!ではなく、普通のセダン。走っているのは川でも湖でもなく、道路です。この国でセダンに乗ると床下浸水は当たり前です。
打ち寄せる波の音に〜♪慌てて靴を脱ぎ捨て〜♪
そうです、これは海岸。海が汚いですね!な訳が無くこれも道路。チュークでは道路にも波があります。車が通る度にざばーんざばーん。道行く人は足がどろどろになります。
道がこういう風に遮断されてても、ずぼずぼ歩いていかねばなりません。これら四枚の写真。全て空を見てくださいね。晴れです。いい日差しですよ、ほんと。つまり絶好のコンディションでこの状況です。
電気にしても、日本だと災害で停電になったら大慌てしますが、こちらは365日の年中無休で計画停電という名の無計画停電。
だから日本はどうじゃこうじゃとかね、わざわざ教訓めいたことを書きたいわけではないです。ただ、これが一つの現実です。日本を離れてから目にするのはただ自分の前に横たわった事実だけです。
こんなとこもあるんだなーって思ってても、知ってても、生活するのとは違う。旅行でチュークにきてダイビングして、離島めぐりなんかしちゃってひゃっほーいと帰って行く観光客からしたらこんな道なんて三日もしたら忘れちゃいますよ。結局これらも非現実的な存在でありいわばアトラクションみたいなもんです。
それでいいような気もします。でも駄目なような気もします。かといって何も出来ないような気もします。ところが考えていることそのものがすごく大切なんだと思います。三ヶ月もすると何も感じなくなってきます。この国の何をみても自然になってきちゃって、それはある意味いいことなのかもしれないけれど、考えなくなってきた証拠かもしれません。
でもこいつらが損する国にはなってほしくないなぁ。
考えなくなっちゃったらおしまいだと思うのです。
考えなくなるということは何かを諦めたことなんじゃないですかね。
そして、大人が諦めちゃった国に子どもは夢なんて描けませんからね。
勉強できなくてもいいと思うけどね、彼らには考え続ける人になってほしいですね。
はてはて、日本は大変なようで。
0 件のコメント:
コメントを投稿