先輩にさようならを言いに街に下りついでにスーパーに行って大量に卵やらお野菜やら調味料を買い込んで帰りました。
そんで今夜はハヤシライスを作って振る舞いましたよ。「ニイチャン、アンヌーーー!(うまーーーい!)サンキューーーー!」と、弟が大興奮で可愛すぎます。
時間はもどりまして、買い物終わってパパスに迎えに来てもらった帰り道、缶詰を買うために寄った別のお店でオバチャンに会ったんです。まあほとんどオバアチャンかな。
突然、チューク語で「どこから来たの?」と問われたので、メッチティウに住んでる日本人だと言うと、「私はシゲコです。」とチューク語で答えてくるオバアチャン。「日本のどこからきたんや?」と聞かれたので「神戸の隣や。」って言うと「私は静岡からです。」とかなんとかゆうてるわけですよ。
このチュークには名字にしろ名前にしろ日本人名がいっぱいあります。ナカヤマさんやら、ハシグチさんやら、モリさんやら、カネモトさんやら。名字は日本の統治時代がありますので歴史的な理由からすんなり分かるのですが、名前は不思議でしょ。まあ、種明かしをすると超絶親日国なので親が日本人名を喜んで付けているだけなのです。タケルとかすっごい日本人名から、モモタロウとかキンタロウなんて冗談みたいな名前までいますからね。だから、そんなチュークで「シゲコ」なんて聞いても何も不思議に思わないんですね。それに、「静岡からです」なんて言われても、よく自分の知ってる県の名前を言って、そこに旅行で行っただけでも、日本に住んでいたというチューク人ですので何の疑問にも思いません。終始チューク語で会話をしてバイバイまでチューク語。ほんで、車に乗り込んだ途端にパパスが「シゲコと話したか?ペラペラやったやろ日本語!」ってさ。
ん?一言も日本語なんかしゃべってくれへんかったけど、と思っていると。
「シゲコは日本人やで、チュークに一番長く住んどる。」とな。
あへ?!
うほほほほほほ。
日本人同士やのに、チューク語でわざわざ会話をしていたというね。これはシゲコに一杯食わされましたね。あのバーチャンはなかなかの策士です。
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