仕事を終えて、家族と一緒に街に行きました。
車の中で、パパスがぼそり。
「ジュース買いたいなぁ」
それを聞いたママスがいままで聞いたことないような怖い声でパパスを叱りました。
「お金ないでしょ!!水でも飲んどけ!」
母は強し、ひるんですぐに訂正しました。
「そうやな、水飲もう。水。水が一番やな、わしには。水や、水。」
あかん、涙ぐましすぎる。
そして、お母さんは続けて
「ごめんね、今日は洗濯できなかったの。本当にごめんねコータイ。リトリートに行ってたから洗濯物いっぱいなのにね。朝から電気代の残りが1ドルもなかったから洗濯機が回せなかったの。でも、さっき40ドル分買えたから明日は大丈夫だからね。明日は絶対に洗濯機回せるから。」
40ドル?!
かなりの大金です。そして、街に来た理由も缶詰を買いにきたんですよね。しかもけっこうな量を買っています。聞くとグアムに住んでいるパパの妹からお金もらったようです。チュークでは金がなかったら金持っている親戚に頼んで金をもらうことはごくごく自然なことです。ただ、自分の家族はどっちかというと金を配ってる方だと今の今までおもっていたのでなんだか衝撃的でした。
たかが金、されど金。
今回の件でうちの経済状況が分かってよかったです。まただれがうちの家の大蔵省なのかもね。ママスはその辺しっかりしてるんですけど、パパスの財布に穴があいているのでなかなか家計のやりくりが難しいみたい。金の管理はチュークでも女の人の方が得意みたいですね。
とりあえず、いくらもらったのかはしらんけど一時は親戚にたかった金でやりくりできるので心配いらなそうです。
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