チュークでは犬は食欲の対象です。なんかあったら食べられるイメージ。まだ、残念ながら私はまだ犬を食べる機会に恵まれていないのですがむちゃくちゃ美味しいらしいです。特に足の部分が。
そんな話をした後ですが我が家の犬の紹介をば。名前はベリンジャー(peninjer)。チュークではPとB、NとRの発音の区別はありません。私がこの家に来たときにちょうど赤ちゃんでした。うちのパパス曰く、この家の犬は歴代全てがベリンジャーという名前だそうです。「前の犬の名前も、その前の犬の名前もベリンジャーだったなぁ。」と遠い目をしながら語るパパスに、その犬がどうしていないのか(喰ったのかどうか)を尋ねるなんてことは私にはできませんでしたね。へへへ。
〝この〟ベリンジャーは番犬用だといっているので残念ながら食べる機会はなさそうです。この国では躾をする週間があまりないので、とりあえずお座りとお手だけ教えるとちょっと家族に感心されました。今ではすっかり懐いて写真のしっぽもちぎれんばかりです。
そして、二匹の猫。名前をまだ決めていないので今募集中です。車の中になにかいいものを見つけたのでしょうか、やたらと凝視している姿が可愛かったのでパシャリ。
お父さんとお母さんなのかな?分からんけどきっと。ここにきて一週間ぐらいででかい方とは仲良くなれたんですが、小さい方は未だに触らせてくれません。警戒心マックス。というのもこの国では動物の(人間も?!)命の重さが非常に軽いので、子どもがすぐに動物に石を投げます。最近は、近所の子どもには石を投げてはいけないと教えたので日に日に懐き度がアップしてきています。
そして、ベリンジャーと同じく私が来たときにちょうど赤ちゃんだった白ネコ。
白ネコなのでぴったりな日本の名前を付けろとパパスに言われたので「カリン様」と名付けました。即座にカリン様ってどういう意味と聞かれましたが、敬虔なキリスト教徒のパパスにはドラゴンボールに出てくる神様の名前だとは言えず、日本の漫画に出てくる白ネコのキャラクターの名前だと言うと大満足していました。
カリン様も実は全然触らせてくれないどころか近づいてもくれなかったのですが、一ヶ月前ぐらいに突然触らせてくれるようになり毎日相手をしていると遂には私が歩く先にはずっと着いてくるようになりました。今や、学校から帰ると顔を見るなり走り寄ってきます。一枚目も二枚目も舌をちろちろ出して完全にリラックスしている感じが伝わるでしょ。愛らしすぎる。今やチュークにいる動物の中ではカリン様が一番びいきです。
そして、最後は日本に残してきたにゃんころ自慢。立夏様です。通称りっちゃん。きりりと引き締まった顔。そこはかとなく高貴なオーラが出ております。
そして、何を隠そうこのにゃんころはウクレレを弾いているとケースに入ってくるのです。そしてじっと歌っている間は聴いていて、歌い終わると…。
ウクレレを枕にして…。
最後は寝ます。
もう反則級の愛らしさ。元気にしてるかなぁ。
それにしても動物は日本語が通じるからいいですね。もう、どうしても日本語がしゃべりたくてしゃあなくなったときは私はカリン様と会話しています。
「おはよーカリン様!」
「にゃー(おにゃよう!)」
「ただいまーカリン様!」
「んにゃ!(おかえりにゃ!)」
「カリン様…授業がうまくいかなかったんだけど、どうしたらいい?」
「にゃーにゃー(しらにゃい!)」
ね、すらすらしゃべれてるでしょ。まあネコは日本語を理解できるのですが、声帯の問題でネコ語しか話せません。だからコミュニケーションのためにはこちらがネコ語を理解しないといけないのが難しいところなんですけどね。
あかん、私はそろそろ末期症状かもしれません。
大と小で。
返信削除>きぬさん
返信削除うんことおしっこみたいな名前やな!じゃあそれで!