そんなかの一人、訓練所では韓国人と呼ばれていた友人が、ザンビアでは中国人として扱われているらしく憤慨していました。
「自分はほんま小さい男なんですよ。すぐ腹たつんですよ。相手のこともわかるんですよ、でも駄目なんです。腹立つんです。すぐイラッとしてまうんです。」
怒ればいいと思うけどね。そんかし生徒の感情もまるっと受け止めてやればいいんです。腹立ったときに怒るのも先生、そして生徒がイラッとしたときに受け止めるのも先生。ずっとニコニコしている先生とか気持ち悪くて見ていられません。
不満やら不快感は何かを生み出します。不満を解消しようとして人は成長するんだと思うんですけどね。「必要は発明の母」みたいなんと同じですね。
そして、僕はこの国の電気事情と回線にいらいらする訳です。いらいらいらいら。しかし、このいらいらは非生産的だなぁ。私がいらいらしたところでテレコムの職員の働きがよくなる訳もなく、発電所のみんなが頑張り出す訳もなく。
いや、まてよ。
初等教育をちゃんと機能させる→卒業生たちが深くものを考えられるようになる→働くことの意味に気づく→まともに働くようになる→テレコムやら発電所も改善される
はっ!光が!!
ほとんど風が吹いたら桶屋が儲かるレベルの途方もない話ですね。
そして、ザンビアの韓国人か中国人か分からん日本人は最後にこう呟いていました。
「でも、ぼくはこういう悩みみたいなんに悶え続けて二年間を過ごしたいんですよね。」
一種の変態ですね、分かります。
頑張ってください、天使より
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